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Welcome To The Heartland

Back To The Street ふろむ診療所

映画 / 音楽 / 読書

天に星 地に花 人に慈愛

僕の神様「帚木蓬生」先生の最新刊【天に星 地に花】をようやく越年で読み終えた。18世紀半ばに九州の久留米・有馬藩で起こった大規模な2度の百姓一揆を題材に、赤ひげ的な医師の成長物語を絡めた著者渾身の時代小説で、この地域の方言で書かれているので非…

矢作直樹 東大医学部 救急医学分野 教授

ここ最近本を読む機会が減ってましたが、数冊立て続けに読んでみました・・・矢作教授の本 数年前にテレビで拝顔したことあって、その時に「病院の医局か教授室に年中泊まり込むなんてスゲー」って思いつつ「奥さん子供はどうしてるんですか?」と心配したこ…

恋とオペラはやめられない

恋とオペラは・・・ これはNYのMETのライブビューイングのキャッチコピーなのだが、まさにそんな感じがする。先日、近所の映画館に朝っぱらから一人でカルメンを観に行った。 上映期間:2014年12月13日(土)〜12月19日(金) 指揮:パブロ・エラス=カサド …

【グレートデイズ】

いつも行きつけの自転車屋さんにフランス映画のチラシが少し前から置いてあった。日曜日の朝に犬達と散歩がてら立ち寄って注文していた部品を受け取りに行った際にそのチラシをもらって帰り、フランス語を勉強中で映画好きでもある妻に「これ観たいなぁ」と…

今年の最後の読書

今年は仕事関係を除けば、サイクリングと、DVDを含めての映画と音楽コンサート関連に時間を使うことが比較的多く、やや読書に割く時間が少なかった。恐らく、当ブログで本を紹介する機会は激減したのではあるまいか?確かに小説、特にミステリーを読むこ…

忠臣蔵

忠臣蔵に関しては食わず嫌いで今まで一度もマトモに作品を鑑賞したことはなかったが、最近NHKのBSで長谷川一夫が大石内蔵助を演じている映画を観て感動してしまった。 1958年の大映作品であるが、長谷川一夫他、若き日の鶴田浩二や勝新太郎、山本富士子…

監督作品もなかなかイイ

最近の僕は俳優のロバート・レッドフォードにかなり似てきたとよく周囲、特に女性たちにいわれるのだが、自分ではそれほど似ているとは自覚していない。 確かに眼は二つで鼻は一つ、更に手足も二本ずつなので似てはいるのだが、恐らくは雰囲気が一番似ている…

The Gerat Gatsby

師走、色々と忙しいのではあるが、日没が早くなり寒さに滅法弱いひ弱な某M医師は、ずっと気になっていたらしい「華麗なるギャツビィー」の世界に浸ろうと気合を入れているらしい。 そもそものキッカケは、つい先日のTV番組で「ギャツビィー & ティファニ…

42

【42 世界を変えた男】という映画を少し前に観た。初の黒人メジャリーガーで、(ロサンジェルスではなく)ブルックリン・ドジャースを久々のリーグ優勝に導き、自身も新人王に輝いた「勇敢な」野球選手の実話映画である。アメリカって、実話映画が好きなんだ…

邂逅 めぐり合い Love Affair

今日も古い映画を観てしまいました。【邂逅 めぐり合い】です。1939年、戦前の白黒映画ですが、実に素晴らしい恋愛映画でした。 その後に同じ監督が1957年にケーリー・グラントとデボラ・カーで自身のリメイクを撮ってますね。エンパイ・ステートビルの10…

【 もうひとりの息子 】

もうこれは超のつく感動作ですね。昨年の東京国際映画祭で満場一致のグランプリ獲得も納得です。今年の【そして父になる】は一年遅れでしたが、別にそれがどうした?という訳ではないです・・・ 邦画はどうしても・・・というタイプなので是枝作品は観ていな…

息もつかせぬ 【I am Bruce Lee】

まさに息もつかせぬ・・とはこのこと、と感じた映画作品が【アイ・アム・ブルース・リー】だった。 少し前にブルースリーが1959年に香港からアメリカに渡るまでを弟や家族の視点で描いた映画の記事を書いたが、その頃に行われていた「ブルースリー祭り」のも…

別の映画も・・・

映画【ビートチャイルド 1987】を4回も観ました、と書いたのですが、当然?別の映画もその間に観ています。いつそんなに映画を観る時間があるのか?とマジで訊かないでください。普通の人がする様な他の事をせずに映画を観てるだけですから・・・時間は工夫…

3 idiots きっとうまくいく

インド映画を観ました・・・【きっとうまくいく】 素晴らしかったです。100点満点です。170分が長いと感じるどころか、もっと続いて欲しいと感じた映画です。 妻は印象を「エデイーマーフィー映画」みたい・・・とか、主役を「篠山紀信の息子」みたいといっ…

印象的な映画、2本

昨日の日曜日は愛妻とともに夫婦50割引きを利用して映画に行って参りました。大人1人が1,800円のところ、50歳過ぎの僕のお陰で2人で2,000円。2本観ましたので、7,200円が4,000円で観賞出来ました。ホントは僕はサイクリングに行きたかったのですが、妻が…

Les Aventuriers 冒険者たち

1967年に封切りのフランス映画 【冒険者たち】 を、先日NHK-BSで観た。なんとも云えず素敵な映画だった。音楽がまた心地好く響く・・・ その頃のことはあまり良くは覚えていない。まもなくGS(グループサウンズ)に僕が狂いだす直前の小学1年生の頃、鳩や小…

【 Zooey 】

今日、佐野元春の第15作目となる新作アルバム【Zooey】が届いた。デラックス版という思いっきり完成された記念品的アルバムは正に最近の佐野元春の到達点を表していると思う。なんという贅沢な試みだろうか・・・ それにしても、今回の作品は何か大きく変…

ローマ教皇の退位

2月末に高齢(85歳)を理由にローマ教皇(法王:べネディクト16世)が退位するそうだ。死去に伴う退位が恒例であったため、生前退位はなんと600年振りのことらしい。確かに85歳と言えば普通なら第一線の責任ある仕事からは引退するのが普通だが、…

【 明日の空の向こうに 】

建国記念日の今日も朝から透析のお仕事ですが、昨日の日曜日はっこっそり一人でマイナー映画を楽しんで?来ました・・・ ゼンゼン楽しくなかったですが。 一言でいうと、強烈な印象の映画でした。旧ソ連時代に三人の浮浪児達が国境を越え隣国ポーランドに違…

映画、味の違い

先週、映画を二本観た・・・かなり味付けの異なる映画だったが、夫々に素晴らしさを感じる。なんとなく、この数年は映画の当たり年の様な気がするが勝手な思い込みだろうか? まずは、少年が虎と小さなボートで太平洋を漂流してメキシコに辿りつく映画「ライ…

【 シェフ 】

前回は親しい二人のシェフの話を書いたが、今回は映画の【シェフ】の話だ。 とても面白いフランス映画だった。三ツ星レストランの裏事情をコミカルに描いた映画なのだが、ミシュランの星を15年間も獲得維持して来た有名雇われシェフと、なんとも有能かつ頑…

映画版 【 レ・ミゼラブル 】

数ヶ月前に予告編を観ただけで感動していた映画版の【レ・ミゼラブル】・・・ 予想通りの超弩級の完成度を誇る素晴らしい傑作でした。 愛する妻と一緒に観たのですが、何度も何度も泣きっぱなしで、終わっても泣けて泣けて、いつまでも暗いままでいて欲しい…

【人生の特等席】

妻と一緒に週末は映画に出かけた・・・【人生の特等席】 「夫婦で2000円」という50歳以上の特権を利用して最近はチョコチョコと映画館に夫婦で仲良く出かける様になった。別に夫婦で無くても片方が50歳以上の男女ならOKらしく、不倫でも利用出来るらしい…

中谷美紀さんのこと

今、再結成した「プリプリ」の他に再発見している人に中谷美紀さんがいる。先のドラマ【仁 JIN】の時に思いっきり誉めてたのだが、実は良く彼女のことをほとんど知らなかった。最近になってふとしたことから再発見・・・。思いっきり「ストライクゾーン・ど…

さよならエマニュエル夫人

エマニュエル夫人、シルビア・クリステルさんが60歳で他界されたそうだ。多感な思春期に滝川クリステルさんよりも遥かに沢山お世話になっただけに、その早すぎる死が残念でならない。 1974年といえば僕がまだ坊主頭の中学2年生の頃で、当時は「ヘア」…

【屋根裏部屋のマリアたち】

先週だったか、先々週だったか、【最強のふたり】というフランス映画を強くお薦めしましたが、今回お薦めの【屋根裏部屋のマリアたち】も期せずしてフランス映画です。そして、【マリア】の方が僕は好きです・・・今年の僕の1番かもしれません。 今年は例年…

BeatChild DVD 実現委員会

来年の8月22日、伝説の阿蘇ビートチャイルド・ライブコンサートの満25周年を記念して、幻のDVD発売実現に向け、ライブに集われた7万人強の仲間と関係者のの皆さま、そして伝説と幻の映像を求める若い尾崎豊ファンや佐野元春の神々しいまでの朝日の中の…

【最強のふたり】

フランス語を亭主が留守の時に習いにいっている妻が誘うので、昨日の日曜日はジムに行く時間を削って妻と一緒に話題のフランス映画【最強のふたり】を観に行った。 邦題は【最強のふたり】という陳腐なタイトルだが、原題は【Intouchables】というらしい。フ…

「バチスタ」シリーズ、完結

2006年に「チーム・バチスタの栄光」という本が出版された際、僕は大いにトキメイタことを覚えている。それからの海堂尊さんの著作の多くを当ブログで絶賛し紹介して来た。 ここ数作はややマンネリ化して当初の勢いや輝きが薄れてきて、時間貧乏も手伝っ…

【 We Bought a Zoo 】

お久しぶりです・・・色々と身近で進行中で、ブログもご無沙汰でした。 昨夜はまたまたイイ映画に出会えました・・・【 We Bought a Zoo 】です。先日観たハワイの【 the Descendants 】と同じ香りのする感動作です。 簡単に言うと、どっちも10代の多感な子…

【 日御子 】

先日ご紹介しましたが、帚木先生の最新刊 【日御子】を読みました。540ページの大作、週末とはいえ、丸3日での読了です。 読後感は爽やか・・・、奈良の大仏建立を描いた先生の【国銅】と同じ香りがします。卑弥呼を「日御子」と書き、邪馬台国を「弥摩大国…

時代小説、歴史小説

帚木蓬生先生の最新刊、【日御子】が今日届いた・・・ 執筆の話を聞いてから早一年以上がたつが、「邪馬台国探し」が大好きなので非常に待ちどうしかった。500ページを超える長編書き下ろし・・・今夜から読みだすが単なる邪馬台国話ではなさそうで、久々…

【 the Descendants 】

とっても気持ち良い映画に出会えました。【 the Descendants 】、邦題は【ファミリーツリー】です。 さっそく、そのサウンドトラックCDを注文し、原作の原書も注文しました。こんなことは実に久々です。 昨日から気持ちはハワイアン、姿かたちはジョージクル…

【 蛍の航跡 】

昨年の11月頃から読み始めた帚木先生の【蛍の航跡】をようやく読み終えた。以前記事にした【蠅の帝国】と同じく、第二次世界大戦時における日本軍の若き軍医達の視点から描いた「戦記」である。そこには、北は満州・樺太・アリューシャン列島、南はインド…

MoneyBall

「先生、今日は口笛が出てますね・・・」と、先ほど夜間透析の回診に出向いたら、職員がニヤリとして冷やかす様に言う・・・ 彼は一体、僕が何に浮かれているのだろうと思っているのか? 僕がパツキンの愛人と過ごす熱い夜でも想像したのだろうか? その辺は…

青春の想い出 【 太陽野郎 】

今日はなぜかセンチメンタルに昔を想い出す秋の一日だった・・・ 誰にでも人生に大きな影響を与えたTVドラマや映画がいくつかあると思う。僕の場合、思い出せる中で早い段階の影響の大きかったTVドラマが夏木陽介主演の【 太陽野郎 】であった。 1967…

【 蠅の帝国 】

なんともまぁ、凄いというか 素晴らしいというか、恐らくは僕の神様「帚木蓬生」先生にしか書けそうもない名著の誕生である・・・ 【 蠅の帝国 】 実に意味深なタイトルである。 初夏の帚木先生の講演会で、次回作は「邪馬台国を描いた作品」を執筆中とのこ…

【 ナニワ・モンスター 】 海堂尊

久々に海堂尊さんの新刊の紹介をします。当ブログにも沢山の記事を書いてきましたが、どうやら【 イノセントゲリラの祝祭 】以来、2年半もの時が流れてしまったようです。その頃から海堂尊さんはテレビや映画で作品が映像化されていくことが多くなり、原作と…

【 You've Got M@il 】

こうして匿名ブログを数年も書き続けていても、また登場する二人の俳優が大好きだとしても、そしてNYCの街並や 「大人の出会い」や ワンコや 本屋や コーヒーが大好きだとしても、不思議と今まで一度も観たことが無かった映画をとうとう観てしまった。 そ…

怖い映画

怖い怖い原発のメルトダウンが起こってから早2ヶ月・・・ようやく騙し切れない東電と民主党のアンポンタン達が「1号機の圧力容器に穴があいてました。メルトダウンでした・・」と認めました。ケツの毛を毟られた御用学者達や金玉握られた弱虫マスコミのア…

だんだん良くなっていった女性・・・

元キャンディーズのスーちゃん(田中好子さん)が亡くなった。20年近くも乳癌と闘いながら多くの作品で好演をされていたので、驚くとともに非常に残念な気がしてならない。先程までブログで記事にしようと思っていた訳ではないが、今夜のNHK7時のニュース映…

【 原子炉時限爆弾 】

久しぶりに介護保険認定審査会の帰りに本屋に立ち寄った。最近はアマゾンなどで本を買うことが多いが、2か月に一度くらいは本屋で買い漁りをしてくる。今夜は1万2千円分を買って帰った。ただ、開業医なのでヘンテコな本を買う訳にもいかず、【仁:JIN】の…

シンデレラ?

日曜日のお昼過ぎ、新装なった南の島の新駅ビルから新幹線で遥々大阪へ出かけた。もうじき、デビュー30周年アニバーサリーイヤーのファイナルを迎えようとしている。来週は3月13日、55歳の誕生日にグランドフィナーレを東京で一緒に喜びたいと思って…

映画三昧の2月

日頃忙しい忙しいとお嘆きのM医師は、田舎のチンケな開業医。時間貧乏、借金大王、でも顔では ダイジョウブ・だいじょうぶ・・・ということで、本日28日がアカデミー賞授賞式とも知らぬ存ぜぬのまま、土曜・日曜と 愛する家族も放り出して映画三昧の週末…

お金より時間・・・

久しぶりに映画館に行きました・・・ いつ以来でしょう? 忘れました。この3連休の間も休みは昨日の日曜日だけでしたが、映画の他にも愛人や愛犬達とユックリとした時間が持てました。 さて、前評判とか粗筋とか先入観も全くもたずに2本の映画を楽しみまし…

年末の一冊

昨日今日と、今年は例年になく年末に坂本龍馬の話題が出てきますが、福山龍馬のカッコよさゆえしかたないかとも思えます。ただ、いまだに暗殺の実行犯や黒幕の真相は謎のママで、それがまたよいのかもしれませんね。昨日はNHK福山龍馬の暗殺実行犯である…

【十字軍物語】 塩野七生

生活保護世帯が140万戸を超えたとか。想像を絶する人数だ。医療現場では病気で働けない・職を探せない人々との接点が結構大きいのだが、新規認定者の最も多い理由は失業だという。健康なのに職を探しても見つからないから生活保護を受給する人が凄く多い…

【 水 神 】 帚木蓬生

先に記事にした本屋大賞受賞作品 【天地明察】では20数年間に及ぶ江戸初期の一大国家事業「新暦法の制定」という壮大な物語が描かれていた。その始まりは恐らく寛文4年だったか、戦国時代から完全に脱却した1660年頃のようやく安定期に至った頃におけ…

【天地明察】

ますます狂って収拾が付かなくなった現代の愚かな民主党政治家から離れ、遠く江戸初期の日本の偉人達の物語に心をゆだねた・・・【天地明察】 先に書いた【神様のカルテ】が2010年度の本屋大賞第2位だったので、第1位を探して【天地明察】に辿り着いた…

【神様のカルテ】

少々、いや相当に嫉妬してしまう小説家に出会ってしまった・・・ 夏川草介、【神様のカルテ】の作者である。顔とかは別に嫉妬しない・・・僕の方が恐らく勝っている。しかし、先々楽しみというか、約束された・・・というか、いずれにせよ久しぶりに拍手喝さ…