Welcome To The Heartland

Back To The Street ふろむ診療所

機嫌悪くて申し訳ない

昨日はチョッと機嫌が悪くて患者さんにも職員にも辛くあたってしまった。ブログはまさか読んでないはずだが、大変申し訳なく思う。

きっかけは、昼休み突入直後の患者さんだった。決して悪い人ではなく、何度も入退院を繰り返しながら もう7年以上も診ている80歳過ぎの独居女性で、生涯独身であるために世話してくれる身寄りがいない。慢性心不全と慢性気管支炎があるため常にハーハーフーフー言って、ADLが悪いながらも寂しさを紛らわせる事が嬉しいのか定期的にキチンと通ってくる。しかし、タクシー代がもったいないので、何時も民生委員や知人の誰かに電話をかけてアッシー君を探そうと努力される。お迎えの電話を突然かけられてしまったターゲットはたまったものではなかろうが、ババタリアンはお構いなしである。そんなときは少しボケた振りをしているが、実際にはボケはなく、口は相当に達者であるが、孤独な老人は誰彼かまわず世話かけても許されると勘違いしているのが玉に瑕である。その彼女、昼休み直前にくると待たなくていいと感じているので、今日もその頃に来院して点滴を希望された。症状は何時もと変わらない。しかも、長々と説明をし始めてしまった。イライラが募ってくる。昼休みをこんな無駄な点滴で潰されては適わない・・・

というのも、私のところは外来の昼休みを利用して2階のHD患者さんの回診を行っているから、逆に昼時は大忙しなのである。外来がどんなに忙しくても昼過ぎには終わるように必死に頑張っているので、昼休みは大層暇そうに見えるらしい。しかし、回診は盆正月含めて欠かさないし、昼時の回収時刻を逃すと病態把握が疎かになり、結果的に医師も患者も困るので必ず真剣に行う。しかし、建物の構造上、外来にはその事が伝わらないらしい。7~8年通院してても当院でHDやってる事に気付かない人も少なくない。昼過ぎは暇でいいタイミングだと勘違いしてくる人がいると、私の機嫌が悪くなる。もっとも、一昨日も同じタイミングで外来受診があったが、こっちは末期癌の発熱重症患者で直ちに入院が必要なレベルであり、二度とお会いできないかも知れず、可能な限り時間をかけて丁寧に診察し、紹介状と検査所見を持たせて基幹病院に入院の手はずを整えてあげた。当然、回診も出来ず、昼休みはほとんどつぶれてしまった。しかし、こんな時がたまにあっても決して苦痛にはならず、いかなる状況でも真心で接する事が出来る。

午後になってチョッとしたゴタゴタが生じた。

生命保険診査の方で数日前に担当者が同行して一度来られた。その際、血圧が178/106位何度測ってもあり、高いと診査用紙を提出しない(つまり診査料も入らない)と言って、もう一度あとから出直すと言って帰ってしまった。「次に来て高くても、その値を書くからね」、と担当者同席で約束して帰らせたのだが、昨日午前中に一人で来て、看護師が血圧を測ったところ前回と同様で、それを聴いて「また出直す」と帰ってしまった。そして午後から確かに出直してきた。約束では、午前中の値を記載するハズだったが帰ってしまったため書けず、午後にはなんと148/88まで急に下がっていた。この前は、自分から「ずっと最近高いから加入は無理だろう・・」と観念していたのに、一回の約束なのに二回も出直して来たので、降圧剤でも飲んできたかも・・と怪しすぎだったから、担当者を呼び出して、「うちではこの人の診査に責任もてないから、他でやってもらってくれ・・ 下がるまで何度も出直すようなのを認めるなら診査はいらん・・ 会社の上司が知ったら問題だぞ・・ こんなこと繰り返すならもうアンタの会社とは契約しない・・」と怒って診査用紙を突き返してしまった。こんなに診査で怒ったことはこれまで無かったし、お代の5千円がもったいなかったが、午前に私に相談もせず返した看護師や事務にも昨日はネチネチと説教してしまった。教育的指導であって、決してイジメではない・・・ 

それから、労務関係や更生医療再申請手続きやら色々あって久しぶりに不機嫌な院長でありました。その保険会社が本当に診査契約を解除してきたら大変だ~~ 反省しています。

夕方、終わりギリギリの時間に綺麗な患者さんが飛び込んで来られて、時間外であったが丁寧に診察したので、私の機嫌は一気に直ってしまいましたが・・・ ゲンキンな医者ですね・・・

 

読んでくれてどうもありがとう。