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鹿野苑(サルナート)

北インドの気候は今頃どんなであろうか?地球温暖化の影響はインドに何を及ぼしているのだろうか?両親の今日の訪問先は、ぺナレスから北へ10kmのサルナートである。二日目も一緒に旅をしよう・・・

なんでも、悟りを開いた釈迦が、最初に5人の弟子に説法を行った聖なる場所らしい。仏陀が屋(ブッダガヤ)に次ぐ仏教の聖地であろうが、ヒンズー教の現代インドにおいては厚遇されている感じは写真からは全然うかがえない。熱心な仏教徒ではない両親は何を今頃感じているのであろうか?

平山郁夫の画にも登場する有名なダーマク・ストゥーパ(仏塔)の他、「日本寺」「中国寺」「ラオス寺」など色々あるようだが、インド人より外国人が仏教の聖地を大事にしたがるのか?

ここには「鹿野苑」という公園があり、柵の中で鹿が飼われているようだが、どうやら鹿の歴史はあまり古くなく、数十年前からの「観光用」らしい話もある。大人しい鹿が仏教に似合うのは認めるが、奈良公園の放し飼いの鹿の方がオリジナルかもしれない・・・というと日本人には味気ない話だ。しかし、伝説では鹿と釈迦は縁があるようで、釈迦のサルナートへ逆輸入というか、温故知新のピックアップアイデアかもしれない。信心に熱い日本人観光客は、きっとサルナートが鹿のオリジナルと勘違いするだろう。

 

味気ないといえば、上の写真の釈迦の説法像も味気ない。縁日の張りぼて、あるいは温泉街の「地獄の鬼」や「ナントカ博物館」みたいな雰囲気で、どう見ても霊験新たかな奈良公園東大寺興福寺などとは相容れない世界だ。熱心な信者ならば敢えて見ないほうが身のためかもしれない。 

 

今宵は、タンドリー料理だそうだ。辛そうだが、胃腸を壊さないといいのだが・・ 

 

読んでくれてどうもありがとう。