Welcome To The Heartland

Back To The Street ふろむ診療所

H5N1 その②

新型インフルエンザの脅威を描いた岡田さんの本【H5N1】の話を続けたい。前回は批判的な意見の代表的なものをご紹介したが、おなじ書店サイトから行政の無策を危惧する意見の代表的なものをご紹介したい。長いので少し趣旨が変わらないように略しますがアシカラズ。(以下、コピペ  名前は見当たらず)

 

人の間で流行するようになれば、地球上で最悪の感染症になるH5N1のシュミレーションを物語として書かれたフィクション。
現実では07年11月現在、人に感染した場合の死亡率は2/3を越えていて、H5N1は通常のインフルエンザの常識を超えた全身の感染症である。 諸外国では準備完了の国もあるというのに、厚生労働省のプレワクチン配付(=現実)はこの本の想定よりも遅く1ヶ月後になると発表されたと書いてある。
もし死亡率がこのままで人-人感染が始まれば、現実はこの本に書かれている以上のものとなるだろう。病院は薬もなく医者は倒れ、病人で埋まっていて機能停止、道端に死体が転がっていて、現実がフィクションを越える予想が立つ。
現実を振り返ると、危機を分かっていながら手を打たない日本の行政の典型がここに有る。先進各国は非常時シュミレーションを含めて具体的な検討と予算を付けていることを発表しているというのに。日本の行政はただH5N1の死亡率が減ることを祈っているだけなのか....。全てが終ってから頭を下げてもらっても意味がない。どうせ政府中枢の方々は生き残るのでしょう?
与党と政府が動かないなら、野党の方々にお願いしたい。知識をもって対応する事を始めていただきたい。国民の生命と日本の未来が掛かっていると言ってよいと思う。仮にこの問題が杞憂に終っても、後から頭を下げることしか出来ないトップばかりの日本にあって、危機管理に熱心な政治家がいたことが有権者にどれだけの安心感が醸し出されるか。
感染症は対策をとれば避けることができる。今なぜ政治は動かないのでしょうか?
  

 

前回の批判文の方が指摘されましたように、この本の主旨は「国家的な準備不足、行政の遅れ、責任者不在」などを描き警戒を呼びかけたものかもしれないですね。この感想文の方もその辺を強く感じてあるようです。二名の方とも医師ではないようですが、本自体は一応医師の視点で書かれています。でも僕も行政の問題が大きいような気がします。

 

ここ数年間、政府から沢山の行動計画が発表されているが、実に実際の場面をシュミレート出来ていないかが感じられる。総論明確、各論不明・・・そうしてる間に医療関係者は次々に倒れるに違いない。

逃げる事の出来る人は仕事を放り出し運を天に任せて逃げればいいが、医療関係者はなかなか勝手に逃げられない。勤務医や看護師などは命からがら逃げ出す事は可能かと想定されているが、借金を抱えた開業医は逃げても留まっても破滅らしい。そんな物語・・・医師の皆さん、どうぞ読んだら感想を聞かせてください。

物語中の各論的問題点などは、後ほど書き続けてみたいと思います。なにしろ、行動計画の中の各論・・・全く見えてきません、恐いです。

 

読んでくれてどうもありがとう。