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Back To The Street ふろむ診療所

逃散したい

世間様から、そして一部の勤務医の皆様からも批難を浴びる日本医師会所属の開業医です。

この季節になりますと単独で看護師にも相手にされずしばしば時間外診療をしていますが、マスゾエ禿大臣からまで「開業医は時間外診療もないし土日は休めるからいい」などという事実誤認を甘んじて受けていますが、実のところ迫り来る大晦日も元旦も嵐の夜も地震の朝も透析患者様の診療に勤しむことが確定の零細開業医なのであります。

 

この苦しい状況を打開するために期待をこめて新医師連盟の総決起集会なるものに参加したいと願っても、代わる者なき開業医は首都東京には簡単には行けません。願わくば、「新医師連盟代表のZAI様方には、日本医師会の底辺で苦悩するワーキングプア~な開業医にも暖かな灯火を分けて頂けますよう・・・」お願いしつつ、本日も秘かに「逃散の夢」を追いたいと思います。

 

実は開業医でも逃散したいと常々思っています。実際に逃散出来ないのが借金を抱えた開業医の悲哀ですね。開業医といっても勤務医を雇える病院開業医なら良いのですが、自分で自分に縛られる零細開業医は現実には逃げることは難しい・・・

 

でも非現実の中に僕はチョコチョコ逃げ出して、うつ病になるのを回避しているんです。色んな現実逃避の手段を駆使して診療を続けているが、やはり一番は「旅行」がしてみたい。学会旅行でも構わない、携帯をオフにして診療現場を時おり離れられるなら・・・ 数年に一度の一泊旅行をできるだけでも僕は幸せかもしれないが、時には連泊もしたいし、家族で海外旅行もしてみたい。

 

僕のブログは紀行文が少なくないが、よく考えると全部「昔の話」ばっかりで、開業後の家族旅行の話は国内一泊旅行や車での日帰り旅行だけ・・という悲しい現実があり、自分のブログを読み返す悲しみを覚えるしまつ。人並みに家族で海外旅行へ行ってみたい、死ぬまでに・・・

 

ここ最近は【世界の車窓から DVD付き】を楽しみにしている。スイス編もフランス編も観ながら秘めやかに泣いてしまった。幸せそうな家族の姿、親子も夫婦も老夫婦も・・みんな幸せそうに鉄道旅行を楽しんでいる。日本とは違うな~、あそこは@@病院勤務の頃に旅したな~などと嘆くこと羨ましがる事・・・あ~旅行がしてみたい。

 

そんなこんなで、仮想逃散旅行を僕は楽しんでいるのだが、楽しめば楽しむほど現実の日本人医師の悲しい現実を対比させて更に深く落ち込んでしまう。

 

読んでくれてどうもありがとう。