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Back To The Street ふろむ診療所

年末ピンチ(最終回)

多分コレが今年の最終記事になろうか・・と思う。

実は書こうか書くまいか・・・大いに悩みに悩んだのであるが、このまま口に出さずに黙っていると逆に苦しみそうで、年内にキチンとけじめをつけておく必要性を感じたので書こうと決心した。

 

実は昨日の日曜日、僕は妻と長女を連れて菅原道真公に御参りに有名な某天満宮へ参拝に行った。塾に行っている今度受験予定の次女の代わりに僕らが悪天候の中を昨日参拝に行ったのは、診療の関係で昨日一日しか休みが取れない僕の事情によるものだった。

朝から雷が鳴り、雪やあられ、突風まで吹いており今年一番の冷え込みだった。それもあって何となく僕には不安が付きまとっていた・・でも可愛い次女のためだ、頭を下げてこよう。

 

前夜に2時まで同窓会を楽しみ、帰宅後にTVの深夜映画で「愛と青春の旅立ち」に涙し、4時に寝たものの30年ぶりの同窓会の興奮のためか一時間毎に目がさめて少々睡眠不足でボ~ッとしていたのは確かだった。

僕は美しい妻に近づこうとして思わず階段を踏み外してしまった。靴下が滑ったのだ。受験生のいる家庭で「滑る」などという言葉は厳禁であるが、何より悲しかったのは、妻が「何やってるのよ?」とは言うものの「大丈夫?」とは言わなかったことだ。階段の下でしばらく動けないフリをして妻の様子をうかがったのであるが、とうとう手を差し伸べたり「大丈夫? しっかりして・・」などという慌てた気配も感じなかった。ひょっとすると頭の中で生命保険の保険金の計算をしていたのかもしれない。しかし、この「滑った」ことは長女にははなしたものの次女には秘密になっている・・・

 

しかし本当のピンチというか災難はこの後の某天満宮で起こった・・・

なんという悲劇だ? いや喜劇かもしれない。

初詣では全国でも有数の参拝者で大混雑する菅原道真公ゆかりの某天満宮も年末には参拝者は多くない。悪天候でもあって少ないくらいだ。去年の正月と大晦日には北野天満宮へ行ってきて昇殿参拝をしてきたが、非常に造りが似ているが北野に比べて大らかな感じがする天神さんである。

 

昇殿参拝と言うのは本殿に昇って正座をして合格祈願などの祝詞をあげていただくものだ。混雑している時は省かれるが、暇な時期は事情が許せば個人個人が中央で玉串を捧げる事ができ、霊験あらたかな心境に浸れる。

足が痺れなければいいのだが・・・と思っているときに僕ら家族の順番が来た。来れなかった次女に代わり長女が中央で玉串を奉納した。全家族が捧げ終わって・・・突然・・・その悲劇が起こり・・・神主さんの顔色が変わった。悲鳴こそ上がらなかったが周囲の誰もが呼吸するのをためらい、凍りついた・・・何と言うことだ。

 

中央の台には根元を向こうにキチンと並べられた玉串が7~8本並んでいた。いずれも「菅原さん、頼みますよ。合格祈っててね・・」という皆さんの願いが込められたものであろう。

そこへ・・・おリからの悪天候が悲劇をもたらした。

 

突然の冷たい突風がByu~nnと吹いてきて、先程の玉串を全部吹き飛ばしてしまった。つまり、願いをこめた玉串が「落ちた」のだ・・・

僕は反射的に神主さんの顔を見た。確かに慌てていたようだ・・ つかつかと急ぎ近づき玉串を拾い台に再び乗せて、それらに対し「お祓い」と思しき儀式を始めたのだ。縁起が悪いのであろうから念には念を入れての再度のお祓い・・・

 

でも考えてみると二度も祈願して頂いたので二倍のご利益があると考えることにした。吹きさらしの本殿での突風なので仕方ないことと思うが、何とか「いかなる場合も玉串が落ちないよう」に天神様にお願いしたい・・・

 

再び階段を落ちないように慎重に拝殿を降りて、「お口直し」じゃないが、次女の代わりに絵馬を書いて奉納したいと長女が言い出した。それも良かろう。でも、何処に下げようか・・と何故か悩んでいる長女。まだまだ空きが多くて何処でも下げれるのであるが、逆に選択肢が多すぎて色々悩んだようだ。

そこで僕が考案した「絵馬下げの法則」を伝授したが、妻と長女からは馬鹿にされただけだった。でも僕は来年から全国に「絵馬下げの法則」をマジで広めたいと願っている。まずはm3読者の皆様に賛同願って・・・よろしく。

その「murajun流 絵馬下げの法則」とは・・・

 

出来るだけ右から5番目あるいは9番目に下げましょう。でも「9は苦労」でイヤでしょうから五番目が良いですね。別に右からでも左からでも好きなほうでいいです。どうしてかって言うと・・・

 

五 か 九 (ご~かく)、つまり 合格 だから・・・です。

 

は~い、以上の記事で、今年は多分最後になるでしょう。途中一ヶ月、休憩というか恋愛小説家になる夢の挫折しましたが、世間的には恵まれた一年を過ごさせていただきました。

今日は全国的には寒くて荒れた天候でしょう。二年連続で「除夜の鐘」をついた京都の年越しを今年は諦めましたが、患者さんの体調を心配しながら年越しをするのも医者冥利に尽きますね。患者さんのほうは知らないでしょうが・・・

 

では皆様、良いお年を・・・だぶん明日もm3の賑わいのために努力してブログ記事を書くでしょうが、また来年お会いしましょう。

 

読んでくれてどうもありがとう。