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Back To The Street ふろむ診療所

摂生をし、早めに受診を

新年の第一週が終わりそうです。

昨日の株式市場における悲惨な幕開けは日本の政治や経済界の不甲斐なさを暗示しているのでしょうか? トップの会長さん、専門外の委員会で間違った意見ばかり述べる暇があるならシッカリ自分の足場を建て直したらいかがでしょうか?

 

さて、正月があけますと、正月期間中に不摂生で体調を壊した人々がいかに多いかを思い知らされます。酒を浴びるように飲んだり風邪や胃腸炎を移し合いっこして医療費を高騰させる皆さんは悩みが少なそうで羨ましいです。でも国民の医療費に跳ね返るんですよね、後で。風邪引いても喘息になってもタバコを止めずに入院しちゃう人も医療費を上げちゃっているんです。

僕は酒もタバコも浮気もしませんから、そんな世間の不摂生とは無縁の生活をしていますが、無茶苦茶して体調を壊している人を見ますと複雑な心境です。こんな原因の治療に大切な健康保険を使用していいのか?って。僕だってお酒は時々飲んでみたくなりますが、いつ患者さんの要請があるかも知れず一応余程じゃない限り控えています。

 

そんでもって、かような不摂生の患者さんというのは時間外に良く来られます。そんな場面で思い出して頂けるとは開業医冥利に尽きますが、繁盛して嬉しいかと聞かれますと・・・NOであります。時間外にはまた、数年も来院されていない方やそのご家族の方からよく「いまから連れて行きたい。」というお電話を頂きます。ほとんどはご家族ですね。本人は黙って定期通院すべきところが数年もご無沙汰で電話しにくいようですね。どうぞ自分で電話してください。でも出来るだけ時間内にお願いします。といっても時間内には他の病院に行っちゃうことでしょうが・・・

便利屋としかみてもらえない開業医は一気に意欲を失い、時間外電話に次第に出なくなることでしょう。悪循環ですね、政府の医療政策の抜本的正常化を期待しますが、その前に特殊法人の廃止という自浄作用をお示し下さいね。

 

時間外診療も、院外処方の普及と訴訟の増大、消費者マインド満載の方々の尊大な態度などへの回避行動が本能的に作用し始めていますので建て直しは困難でしょう。政治の回復には治療技術と知性に溢れた医師が沢山政治家を目指す事が今後は大切と思われます。政治や経済の治療・・・治療には治療の専門家が必要でしょう。

 

政府も経済界もそろそろ医療者の排除政策を撤回して、知性をもった医師集団を政策集団に取り込む手法をとったらいかがでしょうか?日本経済も日本の文化も日本の美徳も全て末期状態なのに治療マインドをもつ政治家や民間議員が極めて少ない事が現在の日本の最大の問題点だと僕は感じています。

 

読んでくれてどうもありがとう。