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Back To The Street ふろむ診療所

インフル来ました

本日、当院でも遅ればせながら今年度のインフルエンザ第一号患者が発生しました。なんと看護師の子供でした。速攻でタミフルご希望です、当然です。「タミフル処方に反対して、もし子供が脳症になったら反対派を訴えてやる・・」と息巻いてました(冗談と思いますが)。小児科で予防接種はしていて周囲に熱発患者は皆無のようですが何処で貰ってきたんでしょう? スタッフに感染して出勤停止にならないように、お願い願掛け伊勢参りをして来ました。

 

一人目が出たら二人目も三人目も四人目も直ぐに出ました。今度は授乳中の患者、なんとその母(祖母)も出ました。も一つツイデニ夫も今宵出そうな雰囲気です、お化けじゃないですが・・・予感がします。

 

繊細な医師の僕は随分と悩みましたね、「授乳中」・・・大人三人が寄ってたかって生後半年の赤ちゃんにお乳のませてインフル混の空気を吸わせる。どうして予防注射しなかったの?(と言っても、上の子供の様にしてても感染しますが) マジな話・・・「どうする?アイフル・・・じゃなかった、タミフル」という悩み。人工ミルクはのまずに、オッパイだけお吸いになる羨ましい赤ちゃん。インフルとタミフルの危険はどっち? そんなの関係ない・・・・じゃなかった、そんなの聞かれても知りません。

 

結局、馴染みの小児科の先生と母親と祖母と夫としっかり相談して、赤ちゃん本人の許可は頂かずに、赤ちゃん保護の観点から大人みんなに清水の舞台から飛び降りた事はないですが、タミフルを処方しました。今頃、赤ちゃんも母の柔らかそうな豊満なオッパイ経由でタミフルを少々飲んでるはずですが、暴れて「揺り篭」から飛び降りなければいいですが・・・かなり心配してます。

でも、僕はやはり大人三人が赤ちゃんにインフル攻撃をして赤ちゃんを感染させてしまうことを極度に恐れました。ず~っと診ている「かかりつけ患者」ですから恐らく僕を訴訟はしてこないでしょう・・・少ししか心配してません。

 

でも一番恐れるのは【新型】です。普通は有難い「新型」ですが、インフルエンザはご遠慮したい。でも、普通と新型が区別つかないんですよね、最初は。気づいた時には僕も貴方も死にかかっているでしょう・・・ 初診時に患者に感染させられる危険を回避しつつ確定診断が出来るんですかね? どう考えても出来るはずないですよね。「発熱外来」を市役所の駐車場で寒い中やっても患者は多分行きませんよね。

 

恐いですね・・・新型インフルエンザ。

マスコミさん、その辺の政府の甘い認識とパニック防止策の不備を指摘してくださいね。お願いです、マスコミだけが頼りです・・・・

 

マスコミさん、読んでくれてどうもありがとう。