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Back To The Street ふろむ診療所

「小泉」は多分どこにでもいる

あの小泉も酷かったが、今度の小泉は悪党に違いない・・・たぶん。だが、なんとなく彼の感情は理解できなくもない・・・・のが正直な感想である。もちろん、犬の件は論外であるが、「政治家が国を動かしていたと思っていたが実のところは高級官僚が・・」という件は、総理大臣を小学生の時に目指した身としては嫌だが認めざるを得ない日本の現状であろう。

こう書くと、犯罪幇助の罪を被せられて僕も逮捕されそうであるが、僕を逮捕すると国家の損失、世界の不幸を招くのでよしてほしい。

 

小泉は一年間もタクシーで通院していたらしい。タクシー運転手が絶対に当たっていないと言い切る場面での「接触事故」治療目的での通院。どこの病院に通院したか知らないが、最初と半年以上たっての二度の「診断書」を医師に書かせたらしい。朝青竜の主治医も真っ青である。

医師がグルだとは思いたくはない。小泉に偽の診断書を書けと迫られたのであろうか? 二度目の診断書なんて絶対に書きたくなかったに違いないが、睨みつけられて書いたのであろう。書かなかったとしたら、医師は刺されていた可能性もある。実際に病院で刺される医師は報道されるだけで年に何度もある。ほとんどが逆恨み・・・

病気が治らない、手術が上手くいかなかった、後遺症が残った、期待に反した結果となった・・・・だから医師を指して殺す、だから医師を個人的に訴える、だから治療費なんて払わず土下座させる。

 

マスコミも政治家も官僚も一様に『政策がうまくいかないのは個人が悪いわけでない、官僚が悪いわけでない・・だから官僚が批判され殺される理由が理解できない・・・』と繰り返す。それはそうだろう・・・個人が悪いわけでない。社会とは、政治とはそういうものだ・・・

 

それなら、なおのこと医師が一生懸命やっても期待に反した結果となった際には・・「医師が悪い、訴える」というのはおかしくはないか? 悪いのは医師ではなく、病気であることがほとんどなのに訴えて・・・訴えられる医師は簡単に「医師生命」が潰えるのである。だが、マスコミも政治家も官僚も・・・『医師が悪い・・』と責任回避に余念がない。だが、もっと謙虚に反省する態度が官僚や政治家には欲しいものだ。

 

官僚が連続殺害されて首都圏でこれだけの警備がなされた。医師が刺されても・・・警察が他の医師を守ろうとする状況は全く生まれない。小泉は実際に何度も病院へ行った。簡単に医師の前に立てる。簡単に医師に刃物を向けられる。警備員を病院の玄関に立たせる費用などは湧き出てこない・・・だが、小泉某は恐らく日本中のどこにでもいる。

 

一歩間違うと、小泉某は完璧な「モンスター患者」や「クレーマー患者」となりえる。

官僚やマスコミや多くの職業と大きく医師が異なるのは、たとえ小泉だろうが誰だろうが、「応召義務」の名のもとに診察を拒めないという問題である。金を払わなくても何時でも間違うことなく診て差し上げる・・・他の職業でこれほどの平等性を保てているものはない。高級ホテルや高級レストランはあっても高級病院は(自由診療科は別として)全くない。

小泉達がうろうろしている病院で働く医師ほど色々な人間の表と裏の姿を見ることはないと思う。医師が世間知らずではなくて、医師が人間の性をよく知っていることを知らない人が多すぎる。だからアホな大臣は自分と異なる医師を「常識がない」と勘違いするのである。

前も書いたが、刺青鮮やかなヤクザ者も 公務員も 共産党員も カルト信者も ニートも 社長も 主婦も 風俗嬢も 政治家も 官僚も マスコミも 警察官も 消防士も 看護師も 普通のオバサンも モデルも 芸能人も プロスポーツ選手も 誰だって医師の前に来るのである。あらゆる職種の人と普通に話せる能力・・・全ての医師にあるわけではないが、多くの医師はきちんと応対できる・・・これは簡単なことではない、まさに常識外れの芸当である。

 

たった一人の小泉某が一夜にして霞ヶ関の緊張感を高めてしまった。たった一人の凶行が官僚制度を揺さぶってしまった。今、政治家も官僚も必死に霞が関に安心を取り戻したいと願っていることだろう。しかし、たった一人が変えてしまう・・・

 

僕がずっと「医療訴訟」が医療崩壊の最大の原因であると言い続けているのは、たった一度の「とんでもない判決」が医療を激しく揺さぶるからである。何度も何度も繰り返された各地の裁判所における「とんでも判決」・・・これが今回の小泉某なのである。訴訟は患者の権利かもしれないが、天誅が小泉の権利とは誰も認めないであろう・・・ 

繰り返される「とんでも医療裁判」を極度に医療界は恐れている・・ 小泉に怯える霞が関と同じ構図でもって医療崩壊の最大の要因となっている。

 

医療現場の「小泉」を許すな・・・・ 殿堂入り裁判官の「とんでも医療裁判」を許すな・・・・

でも、きっと小泉はどこにでもいて ゆっくりと日本を壊し続けていくことだろう。

 

読んでくれてどうもありがとう