Welcome To The Heartland

Back To The Street ふろむ診療所

「頑張るね~」って言われても・・・

今日は目出度いハズの天皇誕生日、でも不整脈などもあり体調がすぐれないという最近の報道に接すると 少しでもご公務を楽にして差し上げたい、ご心痛を軽減して差し上げたい・・と遠くから願わずにいられない。ご家族(皇族)みんなで皇室を支えて欲しいものだ・・・

 

そんな折、知人の女性が深夜に「緊急入院をしました・・」という知らせを送ってきた。忙しく働いていて身体をこわしたのであろうが、詳しくは検査待ちとのことだが重病でないことを祈る。仕事も夢も生活も大切であるが、若いといっても 健康を損ねるほどの頑張りは無理を押してまでするものではないと思う。退院したら連絡を欲しいが、仕事をしばし離れて 心と身体に栄養補給と休息とを与える余裕を持ってほしい・・・

  

かくなる僕は、「腰が 背中が 痛くて・・・」  医師としてはともかく、男性としての「社会的務め」が満足に果たしにくくなってきたと哀しくも「枯れ」を意識している年の暮れである。

患者さんからは、「年末はいつまであいてる?」って聞かれるこの頃だけど、「31日夕方まで開いてますよ・・」と答えると、驚いた顔して、「へ~ 頑張るんだね。病院も景気悪くて必死なんかね?」とお気遣い頂く始末である。

実のところは、「31日は夕方に外来を閉めて、23時まで透析をやって、元旦も2日も3日も職員も僕も働いていますけど・・」という毎年の恒例で もうじき年末年始という感覚がマヒしている。少しばかりその感覚をよみがえらせてくれるのは、「先生、正月は海外旅行行くんで薬を多めにね・・」とか 「先生、私の心臓、ヨーロッパくらい大丈夫ですよね・・」とか言う患者さん達の言葉である。中には「正月に深酒したら電話して来てもいいよね?」とか言う御仁もおられ 適当な返事に困る始末である。

勤務医時代は良かったな~ 今では身体との根競べである・・・

 

『ま~凄い、今日は頑張るのね・・』って笑顔で女性に言われるのは勇気づけて貰えて嬉しい。でも、『医者も(不況で)頑張るね~』って好奇の眼で言われると、「何もカネのために医者として年末年始に働いてるんじゃないわい。家族と自分の生活を犠牲にして頑張るのは 患者さんのためなんじゃい・・」と心の中で叫ぶ僕なのでありました。

 

読んでくれてどうもありがとう