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新年 読書始め

源氏物語瀬戸内寂聴訳の10巻中5巻が届きました。また、難解かつ魅惑的な「薔薇の名前」も届きました。先日の「ガーゴイル」は越年読書でしたから、今年の「読書始め」として何を選ぼうか?と熟慮を重ねた結果、僕が手にして週末に読んだのは・・・・ 

妻には『今日は何読んでるの? え~? うっそ~ 今年の最初に・・・ え~? 何で~?』と言われました。僕は妻のそんなところが嫌いです・・・ どうして彼女は理解してくれないんでしょう? 僕と彼との関係を・・・

 

それは【ビートニクス】という佐野元春さんの本でした。昔、彼が責任編集をして世に問うた雑誌【THIS】の中に登場した彼自身の50年代ビート詩人の巨人達へのインタビュー記事を中心に現代の視点で再編集した本でした。一昨年の刊行ですが、単なるロック歌手としてではない彼の凄さがわかる本です。

断言します、彼は天才です。

そう言うと、妻は『あなたより天才がいるの?』という褒め殺しと、『天才と@@は紙一重よね』という言葉が飛んできました。誉めてるのか、けなしているのか?

 

さてさて、本の内容は実に貴重ですが実に難解で、僕には少々理解できませんでした。「Beatnik」がなんであるか、実のところ理解できませんでした、まあいいでしょう。でも、先進的な音楽思想だとは感じました。

 

内容はさておき、僕が知らなかったことも書かれていました。

彼がNYに暮らし始めたのは1984年、この時に僕は研修医として彼の一年を見つめました。NYから贈られるNHKサウンドストリートの話は先日書きました。僕は数年後に留学でアメリカに行った時、NYCに行くたびに彼の歌に出てくる「サリバンストリート」を車でぐるぐるまわったものです。

 

しかし、彼が住んでいたのは実は最初の一ヶ月間は、セントラルパーク西の「アムステルダム通りと79番街の交差点」にある「ルサーン・ホテル」という安宿だったとか・・・

また、その後一年近く暮らしたのは、ユニオンスクエアにほど近い「パークアヴェニューと20番街の交差点」のアパートだったとか・・・

その三か所を印つけて写真を載せますが、全然違った場所を僕は彼の暮らした場所として巡礼していたわけですね。これは(当時、僕の巡礼に何度も付き合ってくれた)妻に言うと完全に馬鹿にされそうですから内緒ですが、いつか子供達には教えてあげようと思います。きっと、知らなくていいよ・・・と言いそうですが。

 

そんなわけで、気持よく今年の読書始めがスタートしました。後は、「源氏物語」と 「薔薇の名前」のどちらを先に読むか思案中です。

 

読んでくれてどうもありがとう