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Back To The Street ふろむ診療所

コソコソ しやがって・・

介護の世界は、職を失っても日本人が容易に飛び込もうとしないほど厳しい世界であるが、医療や介護・福祉以外の業種からの「利益を求めて」の新規参入と撤退が多いのも また確かである。

中でも建設業界は、建物建設時の補助金を自前の会社が吸収できるので建設コスト増も苦にならず、介護業界が非常に美味しいと見えるらしい。介護施設を設計して・建設して、半分の補助金を頂いて・・・確かに その点では美味しいだろうが、開設後の現実は厳しい。

異業種からの新規参入者は監督官庁からの指導を受ける場面も多く見られる・・とか聞く。そして、利用者不在の撤退や低品質の介護サービス・・・ もちろん、多くの異業種からの参入者は良き仕事をしていることは認めるが、中には(ルールを知ってか知らずか)ヒドイのが混在している。

今日も知り合いから聞いた話は・・・・酷かった。

 

半年も前から地域の区長や民生委員・婦人会・老人会を巡って精力的な営業活動をして、「案内ビラを地域の老人宅に配ってください」と縁もない区長に無料奉仕を頼むなどして顰蹙を老人たちにかっていた新設施設の管理者の若者は、経営母体の社長からの営業努力不足を突かれていたのかもしれないが、「絶対やってはならないこと」を最近しだしたそうである。そのことに社長が関与していたか、職員の勝手な行動かは知らないが、医師が経営者の場合には絶対にあり得ない「ルール破り・掟破り」の行為だった・・・ もしやったら 恥で生きていけないだろう。

 

デイサービスを経営する友人の話では、数ヶ月後に類似介護施設を近隣に開設予定の会社の社員(ケアマネ)が、友人の施設を長年利用中で友人が主治医でもある利用者宅を訪問して、「うちに移りませんか? うちは泊まれますよ。もうすぐ満員になりますから、すぐに決めてください。あなたのケアマネは@@さんですね・・」と怪しげなリストを手に介護認定を受けてデイサービスに通う老人宅を営業活動して回っているというのである。

もちろん、利用者の老人とその家族は賢明にも断わり、同席した家族が話をサービス提供者会議の席で教えてくれたそうである。

 

利用者家族>ケアマネ>友人>僕への伝聞の話なので真偽のほどはわからないが、多分本当だろうと思われる。

何か月も前に「もうすぐ満員だから すぐ決めろ・・」とは怪しげなマンション業者の口調そのものだが、親戚でもない他の施設の利用者宅を名簿を手に直接勧誘して回るなど介護・医療に携わる人間の恥である。今まで異業種だったから「営業訪問は当然」と社長自身がひょっとして思っているのだろうか? 

 

市から限定的に指定を受けて補助金まで貰って認められる業態だから、「ルールとか 常識とか 協調性とか」があってしかるべき・・・ しかも「怪しげな名簿」を手にするとは・・個人情報保護が厳しく定められている介護保険ではご法度である。また、ケアマネなどに対する利益供与なども紹介者誘導につながるので同様にご法度とされ、確か監査での許認可を左右すると思う。

 

伝聞の話で恐縮だが、もし本当なら 相当に ヒドイ話ではあるが、医者や介護者の常識と 異業種の常識は少々違うのかもしれない。麻生総理の常識とも違うし・・・

 

『ほんと、コソコソ しやがって・・・ 貴様はゴロツキ か? 』  友人は電話で吐き捨てるように愚痴っていた。僕もそう思う・・・

 

読んでくれてどうもありがとう