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源氏って面白い①

さすがに「源氏物語」は面白いです。もうすぐ僕は光源氏が雲隠した年齢に近づきますが、今まで読まなかったことが良かったのか悪かったのか? もし青春期に読んでいたら、光に負けない「稀代の女誑し」になっていたかもしれない・・と感じるほどの凄い内容です。

さて 少し、感じた事を書き残しておきましょう。

中には卒業論文のテーマにしたり、文学や歴史や文化のプロも沢山存在する世界ですから、素直に「僕の感想」に終始しましょう。何しろ素人です・・・

 

今日は、「物の怪:もののけ」に関して少し・・・

 

源氏物語には「物の怪」が何度も登場しています。それも色んなパターンです。非常に多くの人が解説をしていますし、確かに詳しい評論があります。内容を真似して紹介してもしょうがないので・・・

 

代表的な場面は、夕顔と光源氏が廃屋で密会(セックスですけどね)をしてる時に現れる六条御息所の生霊とされる物の怪・・・なんと夕顔は突然死します。何なんでしょう?まさに突然死です。これは、オーガズム・エクスタシーの最中の心室細動なのでしょうか? あるいは呼吸筋痙攣による窒息死でしょうか?

次は、葵の上が光源氏の男児(後の夕霧の大将)を生んだ直後に現れた物の怪・・・葵の上は錯乱死しています。何なんでしょう?錯乱状態です。これは、産褥期精神病なのでしょうか?

次は玉蔓をさらってしまった侮男の鬚黒の大将の北の方(正妻)にとり付く物の怪・・・繰り返し異常行動を起こします。理解不能の異常行動を頻回に繰り返して周囲に疎んじられます。ちょっと物の怪というより統合失調症に類似した精神疾患の印象があり、他の物の怪たちとは様相が異なりますね。

次は光源氏の異母兄弟である朱雀帝の夢に出た故桐壷帝の物の怪・・・これは単純に悪夢といわれるものでしょう。心に疾しいことがあるときは僕にも出てきます? 何しろ光源氏を須磨に流したのですから。

それと似ているのは、朱雀帝の末娘(女三の宮)が光源氏の妻でありながら頭の中将の息子である柏木に光源氏の家で犯されて身籠り 男児(薫)を出産してしまったのちにも起こります。この場合は悪夢というより幻視・幻聴のようですが、不倫の後ろめたさの成せる技でしょう。

 

一番変わってるのが、そして僕が全然分からないのが、紫の上にとり付いた物の怪です。特に、最初の発作・・・これはいきなり生じ、危篤からすぐさま死亡に至ったとみなされました。急死の噂が京都中に広まり見舞いが集まるほどの間 死んだと誰も疑わなかったくらいです。何なんでしょうか? 夕顔の突然死のケースと違って、しばらくのち(数時間?)に彼女は息を吹き返します。

これは既に多くの研究者が研究してる事象でしょうから、色々と調べれば簡単にわかるかもしれませんが、素人の僕には全然わかりません。「ロミオとジュリエット」でも最後の場面で数時間死んだ状態に薬物的になりますが、いくら1000年前といっても、人が生きてるか死んでるかは判りそうなものです。てんかん発作とかではありえませんし、脳卒中過呼吸症候群なども無理な推測です。心臓が動いてるかどうかはわかるでしょう・・・

ドラマといってしまえばそれまでですが、この仮死状態が何を意味するのか? 僕にはどう考えても医学的な説明が出来ません。

それで、ここ数日悩んで不眠の日々が続いています。

とうとう昨夜は物の怪が僕の枕元に現れ、「あまり問い詰めるな・・」と説教していく始末です。どなたか詳しい方、教えてください・・・ そうしないと錯乱死して、もうブログが読めなくなりますよ。

 

読んでくれてどうもありがとう