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源氏って面白い④

昨夜は夜も更けて香しき女性の住まう館を訪ね、朝が白み始める前に霧立ち上る暗き道を自宅に戻ってきた@@先生でしたが、手に漂う甘い残り香を夢の中でまで想い出す始末でした・・・

 

後宮に暮らす女性たち、帝の寵愛を受ける様は、後の大奥とさして変わらぬものかもしれないが、政治に関わらぬただ女としての姿には甚く感じいる@@先生なのでした・・・

桐壷の更衣に始まり、紫の上に終わる光源氏の生涯には沢山の女性が登場するが、どの女性を好むかは意見が分かれるかもしれない。僕は、桐壷の更衣に最も哀れを感じ とりわけ印象深い。

 

平安期の婚姻制度は複雑で語りつくせない様子だが、貴族(それも超貴族)にとっては素晴らしい世界であったことだろう。ただ、貴族の女性にとっては、先に書いたが 少々怖さを孕むものだったかと感じる。複数の男性と接するのも一般的だったようで、鬚黒の大将が玉蔓の宮をモノにして「処女であったこと」に非常に驚き感激したのでもわかる。千年前にも処女に遭遇する確率が低かったとは・・・僕も驚いた。

それに、身の回りの世話をする女官が男性を寝室に手引きして強姦の手伝いの様な事をしていたとは・・・恐れ入る。誰を信じてよいやら、姫宮たちは心穏やかだったとは考えにくい。

 

噂を聞き及んで夜な夜な良き女の住まう館を巡り、苦心して手引きを手配して念願の女性を組み敷く貴族の男たち・・・僕のような小心者には出来ない芸当である。

この構図は実は現代の風俗に似ているのではないか?と@@先生はふと風の便りで仕入れた情報をもとに思いを巡らせることもあり、またもや@@新説だと吹聴して・・・困ったものである。その風俗とは、まさに性風俗産業のことだというではないか?

インターネットの怪しげなサイトをネットサーフィンしていて偶然?出くわす超高級風俗店のHPに秘かにアップされた女性の写真の数々。画像修整ソフトを駆使してアイドルのように美しく輝く美女達は目や口やあるいは顔全体がぼかされていて、まるで御簾越しに見え隠れする姫君のように殿方達を惹き付け誘いかける・・・

昼間の戦場のような仕事場を後に、夜な夜な 怪しげなネオン輝くかつての吉原や品川のような街に ひと時の安らぎと癒しを求めてさすらう殿方達のポケットには定額給付金の何倍ものお金が・・・(ここが悲しい場面)

 

そんな街には一度も足を踏み入れたことのない僕にはそこから先の物語を書く資格はなさそうで自粛するが、ただ一つ違うのは「歌のやり取り」の素晴らしさであろうか・・・

源氏物語には沢山の和歌が登場するが、全てを紫式部が書いたとしたら凄いことだと思う。様々な立場や心境の歌がかくも感情豊かに表現できるとは・・・源氏物語の謎の一つではなかろうか?

 

読んでくれてどうもありがとう