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梅雨の晴れ間の日曜日

今日は激しく雨が降っていて成るほど梅雨なのだなと感じるが、昨日は降雨予想60%にもかかわらず非常に過ごしやすい日曜日になった。

午前中は録り貯めたTV番組を早送りでドンドン観て、午後から中学生の娘と過ごすことにした。もう今後そう何度ものんびりした日曜日を一緒には過ごせないかもしれないから。

 

午前中の勉強を終えた娘と二人、家内は家の内部に文字通り置いて、背脂の浮かんだ辛ねぎラーメンを食べに行った。暑い暑いと言いながら辛いラーメンを食べるのは何ともいえない。娘が残した別の味のラーメンを(もったいないと)平らげながら腹周りにどうしても眼が行く・・・まあいいか、今日で最後にするから・・・???

 

そして、市内の公園に・・・犬を連れて・・・暑いのに・・・

 

犬も暑くて日向の道路は歩きにくそう、日陰を選んで散歩させるが、今日は歩きたくないみたい。ボケっとしていたいのであろう、池の傍のベンチに娘と犬と僕は並んで座った。池の向こう側からノンビリした音楽がずっと流れている。延々と単調に流れるが生演奏なのであろうか? 聴きようによってはカリブ海風と言えなくもない、まあいいか、タダだし・・・

 

そんな生暖かい演奏を聞くうちにボケっとなる。池を渡る風は少し温度が低いのか、また風速も3mほどの微風で汗を乾かしてくれて心地よい。スズメが足の周りでピョンピョンしている。

 

今日は梅雨の晴れ間、暑いしちょうど午後2時頃でサイクリングをする人もジョギングする人も少ない時間帯、人より鳥の方が眼につく。スズメと鳩・・・人に邪魔されずやはりノンビリ過ごしている。

 

そう云えば、池にも住み着いた鴨のつがい・・・ 北へは帰らなかったのであろう、既に日本の住民票を持っているのか?

 

そんな生ぬるそうな池もよく見るとカメが頭を突き出して息継ぎをしたり、並んで甲羅干しをしていたり・・・焦げ付かないのか? 鯉が泳ぐ姿も不思議とノンビリしていて、水面の照り返しの煌めきの奥で姿を見せたり隠したり・・・

 

水面を滑る世に進むアメンボウがあちこちに見えて、『アメンボウはどうして浮かぶの?』と娘に訊かれても、なんとなくけだるくて本気で答えたくもなくなる午後のひと時・・・

 

そんな池の生き物と対照的に炎天下でも頑張っていたのが、蟻の皆さん・・・ 足で踏みつぶしたがる人間が少ない時間帯、せっせと忙しそうに・・・ 

 

僕も娘も犬も・・・その公園の池の周りのベンチにボケっと座って風と光と音と温もりを楽しんだ。汗も気にならない、他人も気にならない・・・何となく贅沢な梅雨の晴れ間の日曜日。

 

周りを見渡すと・・・一人でベンチで本を読む人、家族で犬の散歩を楽しんでる人、夫婦で歩く外人さん、子供の一輪車稽古を見守る若いお父さん、自転車を押して池を眺めているオバサン、眼をつぶって座ってイヤホンから音楽を楽しんでそうなお兄さん、恥ずかしそうに手をつないで寄り添って立つカップル、そして疲れたサラリーマン・・・ 

 

なんとなく、みんな大きな不幸とは縁がなさそうで・・・ 大きな幸福とも縁がなさそうでもあったのだが・・・ 気持よさそうな日曜日の長閑な風景、僕らもおんなじ、ありふれた父と娘・・・

 

読んでくれてどうもありがとう