Welcome To The Heartland

Back To The Street ふろむ診療所

50年の人生

もうじき僕も50歳になるであろう・・・多分、きっと、必ずや・・・

書こうか書くまいか悩んだけど、誰もが悲しむマイケル・ジャクソンの死を僕も書いておこうと思う。

音楽に関しての趣味はそれこそ人様々で、自慢じゃないけどマイケルのCDもレコードも全く持っていない。ダンスを真似したこともない。でも、大きな敬意は払っている。特に整形手術をする前の子供時代のマイケルは大好きである。ただ、スリラーを含め、整形手術後のマイケルにはずっと危うさを感じ続けていた。数々の奇行と評される生活には憐れみも抱き続けてきた。こう書くと、世界中のファンから非難轟々でブログ炎上するかもしれない。

 

彼は白人願望とともに不老不死願望があったのであろうか? 人工授精に自身の精子を利用しなかったのか出来なかったのか? 不老不死と遺伝子の受け渡しは同義ではないが、遺伝子がこの世に残ることを望んでいたわけではなかったと知って少々意外だった。

彼は51歳で死んでしまった。どうやら今の情報では予期せぬ突然死の様で、専属医師が傍にいる時に死んだようだ。治療中というより、劇薬注射直後の死という話は前日までのリハーサル風景の映像を見る限り十分に信憑性がある。要するに医療事故の類であり、殺人とは異なる。有り余るお金をつぎ込んで、この50年の生涯にスターに登りつめた後の彼は何を求めていたのだろうか? 満足した人生だったのだろうか? 残念ながら辛い時期の方が長かったのではなかろうか?

 

このマイケルの51歳での死去の報を受け、同じく50歳前後で死んだ人々を思い出した。夏目漱石織田信長、そして秦の始皇帝・・・

特に、秦の始皇帝は中国統一を果たした最初の皇帝であるが、それ以上に不老不死を求め続けた最高権力者と云うイメージが強烈である。

http://blog.m3.com/BackToTheStreet/20080121/2 

徐福を蓬莱に向かわせた43歳から50歳までの7年間、長寿を願って水銀化合物を服用死続け精神を冒されたことは悲しい話である。不老不死の願いが逆に死を早めたようだ。

マイケルの死後、彼に頭髪が無かったとか極度の痩せが認められたとか、子供の生物学的父親ではなかったとか、様々なネガティブな情報が世界に流れ、世紀のスーパースターの最期として実に可哀想である。

 

始皇帝も長寿の秘訣として「複数の女性と交わる」程度にしておけば80歳くらいまで生きれたと思うのだが・・・ 僕ももうすぐ50歳、これだけでも真似してみようかな?

 

人生50年、僕のありふれた人生の一部をいつ死んでもいいようにブログに書き残しているのではあるが、長いようで短かった人生だ。やりたいことは10%も出来ていない。やったことも10%も達成できていない。関わった人々と云ったら、極々僅か・・・誰にも知られていない自由の良さも有るが、居なくてもいいような人間にしか過ぎなかったかもしれない。明日死んでも本気で悲しむ人は数えるほどであろうし、ブログが突然停止しても困る人など恐らく居ない。患者さん達も他の医師にかかるだろう。

でも、そうやって殆どの人々はありふれた夫々の人生を歩んでいくし、歴史の流れに飲み込まれ静かに消え去っていく。強固な墓石すら削れていき、DNAの流れも100年後には追えなくなろう。

 

マイケルファンには気の毒だが、僕には僕のスーパースター、元春がいる。50歳を過ぎて彼はますますやりたい事を実現して行っていると感じる。僕も彼の前では真面目で穏やかな生徒の一人になれる。

出来るならば、60歳ではなく50歳を還暦の如く生まれ変わる年に据えて、僕の(定年後?の)65歳~75歳が再び青春の輝きで満ちるようになんとか願っている。

身体がガタついてきている自覚がある。でも、それはそれで生物としてはショウガナイのだとも思う。

 

読んでくれてどうもありがとう