Welcome To The Heartland

Back To The Street ふろむ診療所

アルプスから帰ってきました

僕はPさんの様に覚せい剤はやってませんが、時々幻覚癖のある頭が狂って幻想を抱きつつ、これは何かの傷跡(しょうせき)なんでしょうか、ふと気付くと診療室から路上に出て行ってしまっている自分の魂を発見します。

今朝はフランスのシャモニーの宿を午前6時半に出発し、午前8時に職場について、夜の7時までオシッコもせずに、ひたすら約75人の外来患者と約40人の透析患者を診察して少々精神に異常をきたしています。まだ、仕事で23時近くまで帰宅できません、辛いですが遊んだ罰でしょう。

 

この週末も一冊の本を手にアルプス方面をドライブ旅行してきました。楽しかったです。本とは昭和57年の初版本です。今井通子さんが加藤滝男さんらと「アイガー北壁直登ルート」で初登頂を成功させた時のメンバーの一人、加藤保男さんの本です。保男さんは滝男さんの弟ですが、後に登山経歴で兄を越え「滝男の弟である保男から、保男の兄が滝男」と言わしめた名クライマーです。残念ながら既にお亡くなりになり、お兄さんの方は今もシャモニーで現役の山岳ガイドとしてご活躍中です。

なぜこの本を読みたかったかというと、「アイガー北壁直登」の快挙が新田次郎の小説と今井通子の記録と、そして一人の隊員であった加藤保男の各方向からどう語られているかが興味深かったからですが、一番の理由は、どこにも詳しく書かれていない「銀嶺の人」、若山美子さんの最期を知りたかったからです。

若山美子さんは今井通子さんとザイルを結んで「マッターホルン北壁」を女性だけで世界で初めて登攀成功させた立役者ですが、加藤さんによると今井さん以上の名女性クライマーだったということです。詳しくは書きませんが、マッターホルンのイタリア綾で新婚旅行を兼ねた登攀の最中に、ザイルを結んだ夫の墜落を支えきれずに伴に墜落され遭難されたそうです。技術に劣る夫を支えきれず・・・という所に胸が痛みます。寡黙な良き人はまだ33歳だったそうですが、ご冥福をお祈りしたいと思います。

 

さて、この週末に僕は名車シトロエンで思いっきりアルプスを走りました・・・

 

上の写真はマッターホルンの近所でカッコつけている僕自身の姿ですが、実は「もう糞政治家の跋扈する日本なんかに帰りたくないよ・・」とごねている姿でもあります。別にマッターホルンに登ってくたびれて休憩していた訳ではありません。単に初心者用トレッキングコースを下っただけです。

 

休みは土日だけしかありませんでしたので、シトロエンで峠を越え 国境を越え、スイスからフランス側のシャモニーに土曜の午後に行きました。加藤滝男氏がガイドをされている美しいモンブランの麓小さなの街です。お分かりでしょうが、この映画スターの様に凄くかっこいい男性が僕です。

 

そこで山小屋風の素敵な高級ホテルに素敵な美しい妻と宿泊しました。玄関前に立っていますのが、モンブランより美しい白い肌の妻・・・です。実際に顔をお見せできないのが残念です(笑)

 

ホテルは素晴らしく、庭でモンブランを見上げながら朝食をいただきました。

 

美しい妻を前に、爽やかなアルプスの風を感じながらの朝食・・・久し振りに新婚旅行をしている気分でした。

 

僕はもっぱら加藤さんの本を読んで過ごしましたが、謎が解けました。やはり、アイガー登攀時の女性の用足しは非常に大変だったそうです。男性陣の用足し方法はリアルに解説してありましたが、想像以上の過酷な作業です。参考にする機会は今後ないでしょうが、非常に参考になりました。夏でもそうですから冬だと・・・ そして、女性の場合には・・・ 想像しないのがエチケットかと思います。

 

たった一泊二日のアルプスの旅から今朝がた帰国して仕事に戻ってテレビや新聞で各政党の選挙公約を見聞きしますと、日本の姿に悲しさを覚えてしまいます・・・ また、芸能界や取り巻き連中の麻薬汚染には開いた肛門がふさがりません・・・

阿呆と宇宙人の対決なんぞ見たくもありません。言ってることがチンプンカンプンで日本人離れしており、両方とも何かヤバい薬を常用してるんじゃありませんか? お二人ともとっとと霧になって消えて欲しいと思います。

 

さて、そろそろ精神を正常に戻して診療に取り掛かりましょう・・・

 

読んでくれてどうもありがとう