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家族力不足 と 介護放棄

10月になりました。昨夜は季節外れの蚊の襲来で寝不足でしたので今夜はアースリキッドを仕込んで帰ります。

それと、なんか急に閲覧数が増えて少々恐いです。まだ「ブログ炎上」はしていませんが、なぜ増えているんでしょうか? どこかの誰かが紹介したのでしょうか? 願わくば良い方のご紹介であってほしいものです。それとともに過去最高のランク、13位まで上がりましたが、僕は「14」という数が好きなので上がらないでほしかったです。

また、久々に推薦数1位になっちゃいました。あかがま先生亡き?あと、奇跡の様に推薦上位50記事中12記事を占めていますが、匿名医者の下らない記事にお付き合いいただいて申し訳ないです。

 

さて、今日はインフルエンザではなく、「家族介護と介護放棄」の話を少々します。

 

透析医療とか介護施設を運営してますと大病院ではなくとも家族に関しての様々な問題に直面します。「モンスター家族」という問題ではなく、「家族力不足・介護放棄」の方が最近は困っています。あと、「おひとり様の老後問題」も今後ますますクローズアップ現代に出ている国谷さん、美しいですね。じゃなかった、クローズアップされて行くのでしょうね。

 

透析も介護も云わば「死ぬまでのお付き合い」なんですね。でも、「死ぬまで全てお世話し責任を持つ」ということとは微妙に違うんですね。あくまでも、本人とご家族が精一杯生きることのお手伝いを出来るだけ満足いただけるようにお手伝いをさせて頂く、というのが本来の姿だと思います。

しかし、残念ながら医療機関やケアマネ・介護施設に放り投げてしまっている御家族が少なくないですね。

 

透析患者や要介護者が比較的元気な時や経済的に余裕があるときは良いですが、加齢とともに認知症も出現・増悪し、身体も自由が利かなくなると、手厚い介護が必要です。そんな時、今では有料施設も随分と整備され、特養待機者は減りませんが経済的に余裕があれば色々な手立てが介護保険を利用しつつ出来るものです。

しかしながら、家族の愛情や理解力や経済力が乏しいと、故意か否かは別にして「介護放棄」の状態が簡単に出現します。家族が世話(介護)をせず、介護費用の負担を望まず(出来ず)、超ハイリスクで高度な介護を必要としつつも医療機関や介護施設に費用負担をせ任せきりになる・・・・

当然、重症者ですから簡単に死んでしまうでしょう、見かねたスタッフが手厚く対応しなければ・・・

介護放棄から家族による虐待行為も流れ的には少なからず起こってしまうようです。本来は行政の担当でしょうが、行政の眼は医療機関や介護施設ほどには早期発見には結びつかず、最近は個人情報とか逆恨み訴訟とか色々難しい問題が(そんな問題家族には)潜在していますので、医療機関や介護施設スタッフの精神を蝕んでいきます。

もちろん、全責任を負うらしい院長の精神も御覧のように蝕まれてしまって妄想とかをブログに書き綴って発散させてしのいでいるのですが、自分自身の家庭のことより他の家庭の悩みで精神が草臥れてしまいますね。医療問題より社会問題の方が深刻度は強いようです・・・

 

そんな下らないブログを書いていたら、時間外なのに20時20分に38度の患者さんが来られました。

この時期の38度、急に上がってきたとかで新型インフルエンザが恐いのですが、既に閉めていたので診察しないで断ろうかと思いましたが、一応(20代独身女性だったので?)診察しました。

セクハラ・エロ医者として訴えられることが恐かったので母親同伴だったのも診察を受けた理由です。もし若い女性一人だったら、インフルエンザより被害妄想患者が恐いので夜間は診察しなかったでしょう・・・・ (で、また新型ネタ でしたね)

 

読んでくれてどうもありがとう