Welcome To The Heartland

Back To The Street ふろむ診療所

不毛地帯

仕事で残念ながら最初の最初を見逃してしまったが、フジテレビの「不毛地帯」、僕の期待以上の出来で始まったようだ。

  

唐沢主演の「フジの木10ドラマ」といえば、六年前の「白い巨塔」での大失敗を思い浮かべるが、あの時の配役の不味さと唐沢の軽さも時を越えて随分と良くなった感じがする。何しろ相当にお金がかかった作品のようで、CMの多さには家族全員呆れるほどだったが・・・

 

欲を言えば、原作に比べて「シベリア抑留」の悲惨さが描き切れていない点が残念といえば残念である。山崎作品は、不毛地帯だけでなく「二つの祖国」でも「大地の子」でも戦争や革命の悲惨さ・酷さ・理不尽さが存分に描かれていて、光と影の世界が複雑に読者の心を揺さぶるのが特徴だが、3月までの長いドラマ、もっともっと戦争の悲惨さ・シベリアの悲劇を原作のように描いてほしかった。

 

さて、10月25日には映画版の「沈まぬ太陽」が封切りとなる。あまり映画館に足を運ばぬ父も期待しているが、渡辺謙がどのような演技を見せてくれるか、壮大なドラマをどう映画の時間にまとめきれるか、楽しみと同時に心配でもある。とにかく大好きな山崎作品だから・・・

http://blog.m3.com/BackToTheStreet/20090618/1 

今年は僕にとって「山崎豊子の年」になったようだ。

不毛地帯」のドラマ化、「沈まぬ太陽」の映画化、「運命の人」の刊行、「大地の子」の読破・・・、「白い巨塔」や「華麗なる一族」とか他にも好きな作品がたくさんある山崎豊子さん、かなりのご高齢であり次の作品を期待すべきでないかもしれないが、これだけ連続して映像化がおこなわれるだけに、逆に色々心配してしまう。お身体を大切にしてほしい・・・

 

不毛地帯」、もう随分前にワクワクしながら読んだ作品だが、今宵のドラマの出来をみると、同じくらいドキドキ出来そうで、今後も期待したい。

録画で、見逃した最初を明日見てみよう・・・

 

読んでくれてどうもありがとう