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Back To The Street ふろむ診療所

人体実験じゃあるまいし・・・

マスコミ報道によりますと、本日10月19日に医療従事者への予防接種が全国一斉に開始されるそうですが、当県では予定数を数万本オーバーする申し込みで19日の納入や開始は難しく、再調整が必要とか・・・

何度か書きましたが、「医療従事者」の捉え方が故意か否かマチマチで、かつ大甘で、事務職や検査技師、皮膚科や眼科や精神科も含んで申請したり・・・当初の「内科・小児科・救急担当・(家庭医)などの医師と看護師」という基準がウヤムヤに(想像通り)開始前からなっています。一体どうするのでしょうか? 一律に減らしたら、ホントに最前線の医療機関が困ります・・・

 

18日の日曜日にも厚労省の専門委員会の会議があって、「医療従事者2万人を対象に副作用に関して詳細に速やかな報告を医療機関に求める。重篤例には専門家を派遣して調査する・・」という内容の副作用情報収集の対策が立てられました。お休み中ご苦労様です・・・ って言ってて良いんでしょうか?

要するに、『医療従事者のみなさん、有料ですが最初に希望者には予防接種してあげますよ。でも、人体実験ですから副作用が出たら直ちに報告しなきゃ許しませんよ・・』という話ですね。

この副作用の情報がまとまり報告されるのが11月中旬とか・・・もう医療従事者100万人には副作用情報が無いままに接種が完了しています。

 

かと言ってるかと思うと、『200人を対象とした試験接種では国産ワクチンは50%に接種部位の腫れを認め、1%に発疹が出ただけで輸入ワクチンと同等(だから安心して頂戴)』という情報も流れれいます。安心してください・・・あら、そうですか?ですけどね。

 

また、ワクチンが大幅に不足してると批判されると、『13歳以上は一回でOKよ』と言い出しました。ホントにOKかどうか・・・まだ少ししか試験接種してないクセにどうしてわかるの?って思っていたら、『有効率は70数%ですけど・・』だそうです。要するに、20数%は一回じゃ不十分です・・・と不十分な試験結果で結論付けてワクチン不足の批判から逃れようと画策してるのが読めます。

でも、その苦しい胸の内・・・よく分かります。官僚様も人間です、神様じゃありません。どうせ、弱毒性ですから気楽に考えてください。強毒性でこんなテイタラクじゃあきまへんですけど。

 

でもって、現場で悩ましいのは・・・『基礎疾患のある人には2回接種をすすめますが、誰に2回打つかは医師の判断になります』だそうです。誰に2回打つんでしょうか? ばしばし文句が出そうです・・・「俺様には2回だぞ・・」とか、「あんなのに2回うつなら子供に早く打て・・」とか、「俺は一回だったから死にかかったぞ・・・」とか色々文句が現場の医者に向かってきそうです。

 

さて、医療従事者の中でも最初の2万人の人体実験の被験者に立候補された皆さん、どうか重篤な副作用が皆さんの身に起こりませんように・・・

幸か不幸か、当院にはまだまだ廻ってきそうもないので、皆さんの副作用情報に注目しておきます。

 

ホントなら、医者対象の人体実験じゃあるまいし、身近な霞が関や永田町で副作用情報集めた方が早くて正確で良いんじゃないんでしょうか?

 

読んでくれてどうもありがとう