Welcome To The Heartland

Back To The Street ふろむ診療所

さらば電子カルテ

開業前から検討に検討を重ねて13年・・・遂に電子カルテ導入を諦める事になった。

紙カルテも厚さ15mm程度に膨れ上がってきた患者もいて記入も大変ですが・・・パラパラとめくると診療当日の気分や意気込みや躊躇いや戸惑いや思い込みや不安や自信過剰や患者との不用意なやり取りなど様々なシーンが瞬時に甦るのが紙カルテの良いところだとシミジミ感じながら電子カルテ導入を諦める事にした。

 

前から内視鏡画像に関しては画像管理ソフトを利用して、シバシバ現場に足を運んでくれるレセコン会社とずっと進んできたが、この度の診療報酬改定でレントゲン撮影がアナログとデジタルで差が付き、フイルムレスの電子保存管理に移行する事に経済的困難さが減ったことで、フジフイルム社の画像管理システムを導入することにした。数日間使用してみて想像以上に快適かつ高画質に驚いている。内視鏡画像もエコー画像も心電図画像も可能の様だが、とりあえずレントゲン画像のみでの運用を開始した。

同時に紙カルテもフィルムも他の資料もスリム化を開始した。

結果、電子カルテ導入の道を自ら閉ざした事と同義と感じている。

 

もともと現在の電子カルテは僕にとっては使い勝手が悪そうで、入力した患者データの互換性が無い事が値引き交渉が好きで閉所恐怖症の僕には不向きでもあった。なにより院長の仕事量軽減と今後起こりうる代理医師への配慮が大きな要因であった。

時代遅れと言われようが、字が汚くて読めないと笑われようが、もう決めた事・・・もう電子カルテへの過大な期待はしない事にしてすっきりなった。

 

今年はストレス軽減と誤診廃絶のために地味な改革を色々と進めたいと感じている。今、院内で一番やる気がみなぎっているのは院長である僕かもしれない。ただ、地域貢献加算の算定はご免だが・・・

 

読んでくれてどうもありがとう