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命の洗濯の旅(その3)

大文字山の上でも携帯電話がつながるか・・・開業医にとって携帯電話は命の次に大切なものとなった今、アンテナ3本たってはいないものの、オジサンの@@@よりも立派に立っていて・・・ 地域貢献中の開業医にも安心のお手軽登山である。

対して、昨秋の久住登山では携帯電話がつながらず、地域貢献加算を算定すれば一生行けなくなるところだった・・・ ただし、先述のごとく 算定しなくても電話は容赦なくかかってくるのだった。

 

さて、桜を観る事が不可能なくらい大混雑してる哲学の道法然院橋で渡り・・・ 手作り「桜アイスクリーム」を美味しくいただいた。誰も買ってなくて可哀そうな自転車のお姉さん、僕が買うとその後は次から次に行列まで出来て・・・ 桜の様な僕に感謝して欲しいくらいだ。そして、本物の桜には見向きもせず、桜アイスを食べながら近くの蕎麦屋に向かい次の予定を立てた。実は既に決まっていたのだが・・・

 

京都の南、奈良との境にほど近い浄瑠璃寺・・・ 昨年から興味があったが、梶田さんの法話にも出てきたここの今は唯一となった国宝「九体阿弥陀仏」と 対面する三重塔の「薬師仏」とを観てみたかった。僕の様なクズでも下品下生(げぼんげしょう)で往生出来そうな藤原時代の流行の九体の阿弥陀仏・・・ 

非常に残念至極なことに、素晴らしかったであろう三重塔は修復期間にあり全面が幌で覆われてしまっていた。対面配置の妙が・・・日頃の行いが悪かったのであろう、極楽浄土へはやはり行けそうもないのだろう。

そのため、滞在時間が短くなり、次にどうするか・・・?

里山の古道を歩いて古き磨崖仏を愛でつつ岩船寺方面に散策するか・・・? 

いや、せっかくだから気色悪い「せんと君」の待つ奈良1300年遷都祭りに湧く奈良の若草山へ本日2峰目登頂を目指す事にした。先程は京都からJR奈良線で木津駅経由で浄瑠璃寺へ来たが、「タイムいずマネー」の僕はタクシーで一路込み合う若草山へ・・・ 3200円ナリ

 

この眺め・・・ドラマ「鹿男あをによし」で綾瀬はるかチャンがオッパイ揺らしながら登って眺めたあこがれの風景がそこに合った。桜満開の中に遠望する東大寺の甍・・・帚木蓬生さんの「国銅」という小説をご覧あれ

しかしながら、パソコン入りの重たい鞄を下げて登った300m越えの若草山・・・ちょっとキツカッタ。朝の大文字山と同じくらいだろうが、幼稚園児もスイスイ登る若草山・・・ゼイゼイヘーヘー言って登るスラックスと黒鞄の上品な中年男性・・・ それが僕です。

 

はるか左手には一昨年行った明日香の三山が霞の中に遠望され、空にはずっとヒバリが元気よく囀っていて、心地好い若草山登山だった。

しかし、下山してもタクシーも乗合バスも見当たらず・・・重たい足を引きずり重たいパソコン入りの鞄を下げてテクテクと近鉄奈良駅まで歩く羽目になった。シカの糞を踏まなかったことは奇跡だが、「鹿せんべい、そんなにうまいか?」と鹿に訊いたが返事はなかった。

駅で名物「大仏シュー」を食べようかどうか迷ったが、大仏の様な姿に成るのを恐れ諦めて京都行の近鉄特急に乗り込んだ・・・・  続き(最終回)はまた

 

開業医は タフで クールで そしてヒューマンタッチ