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Back To The Street ふろむ診療所

GWが始まりました・・・か?

ここ最近は近所の開業医さんとこから体調が良くないから診てほしい・・・という高齢者の患者が急増している。恐らくは連休が始まる前に不安感で他の医者に診せたくなるのであろう、判らぬでもない。

しかし、黙って来院されると非常に困る。患者の家から当院の方が近いなら転医も選択肢に入ろうが、通院中の医院が近い場合にはなかなか困る。特に医療内容が「トンデモナイ」と思われる症例も少なくないゆえに哀れさで患者を見つめる羽目になることもしばしばだ。

問診票に記載された段階で今後のコースはなんとなく想像できる場合が多いが、そんな患者が「なにかとウルサイ開業医」から流れてきた場合には悩ましい。当地区は基幹病院が近隣に沢山ある医療豊満地区なので「病院」へ診せに行って欲しいのだが、不思議と?開業医を好む患者も少なくない。なにかと便利で気楽なのであろう・・・

 

開業医も旬の時期があるだろう・・・ 多分、40歳から55歳くらいではなかろうか?

それを越えると、やはり最新の話題は知っていても使いこなせないし、60歳ともなれば後継者の目処も付く頃でもあるし、保守的にもなる。

開業後10年も経過すると地域の医療地図はスッカリ塗り替えられ、専門性にこだわり続けるのも無理を感じ出すだろう。だからといって一般開業医、家庭医にドップリ浸かれるかと言うとそれもまた容易ではない。まだまだ「専門医」の看板を下ろしたくないのだ。

ただ、最近は多くの領域でかつては専門医しか使用しなかった様な処方内容を一般開業医が行うようになったし、そう誘導されている様にも見える。しかし、広範囲のカバーを充分な許容レベルで習得し維持向上させ続けるのは絶対に容易なことではないと感じている。

僕自身はいまだに専門性にこだわって診療をしているが、こだわればこだわるだけ代診医には任せられず休診も出来ず、また患者の多様なニーズに応えられない場面も多くなり、「なんでもいいからとにかく診て薬くれ」と希望する患者との摩擦も時に心を傷つける事になる。

 

だいぶ話がズレテしまったようだ・・・

65歳以上の、かつては脳外科とか外科とか消化器内科とかで専門医であった開業医さん達が様々に薬を選択し処方されて目の前の患者に対応されている姿は僕の将来の姿を映し出したものに違いないと思うのだが、どうみても理解できない処方内容も少なくなく、家族や患者への対応や説明も十分とは言え無い場合も多く、僕とは比較できないくらい上手に診療費を上げるコツを駆使しておられる先生もシバシバ遭遇して・・・ドギマギしてしまう今日この頃、GWが世間では始まったようですね・・・

走行している間に開業して12年が経過し、今も旬の時期なのか旬を過ぎたのか自己判断できないままに今年のGWも院内で休まず働き続けている。

 

読んでくれてどうもありがとう