Welcome To The Heartland

Back To The Street ふろむ診療所

家族の修学旅行

GW期間中、昨日も 本日も 明日も 当然のごとく働いていますが、「お前は一体全体いつ休んでるのか?」という一般の方の沢山のコメントを頂いておりまして、特別サービスでお答えします。

実は・・・日曜日が休みなんです・・・(普通ですかね?)

 

さて、先日4月29日の記事「家族旅行http://blog.m3.com/BackToTheStreet/20100429/1」を書いて後に、僕らも久しく家族旅行をしていない現実に深く傷つき悩む日々が続いていまして、どうせなら世間様並みに家族旅行をしてみようかとカレンダーを眺めていたら5月2日が日曜日である事に5月1日午後4時頃に気付きました。

家内も僕と同じ悩みを抱えていたらしく、ちょうど同じ時刻に「GW、子供たちをどこかに連れてってあげたいわ、天気もいいし・・」とメールしてきました。

ちょうど、透析患者も落ち着いた感じで外来にも危なそうな患者が思い当たらない奇跡の瞬間でもありましたから「即決」しましたが、調べてみると近くの観光地は当然ながらどこも満室で大混雑の様子です。高速道路も混んでてイヤですしね・・・

そこで・・・穴場は大都会のハズ、ガラガラの大阪へ行く事にしました。大阪からは神戸や京都や奈良など行きやすいですので行き当たりばったりの旅の拠点にちょうど良い場所です。

 

@僕の考えるGW期間中の家族旅行の条件は・・・

 1)とりあえず宿泊すること・・・(年に一度、出来るかどうかだし)

 2)往復は飛行機で行くこと・・・(携帯を切っても地域貢献加算取らないのでOKだし)

 3)旅先では列車やタクシーで移動すること・・・(高速道路は混んでるし)

 4)出来れば初めての場所であること・・・(皆が初めてだとスムーズに回れないかも)

 5)出来ればなかなか一人では行かない場所・・・(子供の勉強になる場所)

 6)あまり混んでないこと・・・(休めないから)

 7)寂しすぎないこと・・・(貧乏くじ引いた感覚は避けたいから)

などなどでしょうか・・・?  しかし・・・ 

 8)GW中でも行ける場所・・・・(人気が無いだろう)

 9)当日の飛行機や宿泊の予約が可能であること・・・(人気が無いだろう)

 10)飛行機の最終便に仕事が終わってから間に合うこと・・・

 11)子供たちにも興味が少しはある場所・・・

などの難しい条件が加わります。

 

さて、このような諸条件を満たす場所はなかなか5月1日午後4時に急には見つかりません・・・

で、子供を外出先から急遽(親戚が病気だから・・と)呼び戻して空港へむかい大阪にとりあえず宿泊しました。予想通り大阪市内はガラガラです・・・名高い「リッツカールトン」でも空いていました(少々高くて泊りませんでしたが、イタリアンの夕食を楽しく堪能しました)。

 

飛行機は当日券は高いですね・・・(新幹線の方が便利ですが、飛ぶ事が家族旅行の必須アイテムです)。

でも、「ビジネスきっぷ」とかは「特割1」とほぼ同額ですし、正規料金の子供切符は二度と使えぬ貰い物の「JAL株主優待券」で半額でしたから・・・まあ、リーズナブルな価格でした。JALの皆さん、頑張って下さい。スチュワーデスさん方も平均年齢が45歳を越えていたようで、重量オーバーの方も複数名おられました。早期退職制度をご利用予定ですか?

 

大阪では 遊園地代わり というか 怖いもの見たさ と言うか 社会勉強と言うか、夕食後に子供達と御堂筋・道頓堀方面にブラツキに行きましたが、子供達には予想外に不評でした・・・「チャラチャラしたホスト風ばかりで、怖そうな人が多かった・・」との素直なコメントでした。大阪の皆さん、上辺だけで判断する子供の感想ですからゴメンナサイ、悪気はありません。まだ、子供なので人間の内面を見る眼が無いだけです。

 

で、翌朝は早起きして・・・父親の勝手な独断にて、混んでない場所を選んで奈良へと向かいました。しかし、奈良市内は遷都君で混んでますから・・・鹿男綾瀬はるかチャンの聖地、飛鳥へ向かいます。

僕は4月4日にも奈良市若草山登山をしましたし、飛鳥には2年前に来ましたから奈良が好きかもしれません。久しぶりに産科崩壊の聖地を歩きながら・・・「この辺の子供、どこで生まれるのか?」と、遺跡より赤ちゃんの少なさに心が痛みます。かつての都に幸福有れ・・・です。

 

修学旅行も含め三度目となると感動も少ないですが、キトラ古墳と伝飛鳥・板葺宮跡と鎌足生誕の地には僕自身初めて行きました。妻と子供達は・・・「勉強になった」と言ってくれますが、面白かったとは決して言いません。炎天下に勝手な父親に引きづり回されて子供は疲れたようです。僕は甘樫が丘に登りたかったのですが、家族の疲れを考慮して諦めました。 

f:id:murasawatakehiko:20150215210428j:plain

しかし、今回位置関係の理解が深まりました・・・ 上の右上の小山が香具山ですね。その左奥の小さな三角が耳成山でしょうか。その左手前が甘樫の丘ですね・・・蘇我の入鹿の首が飛んだ場所からは大和三山がこう見えるんですね。

 

下は、大阪と奈良(斑鳩と飛鳥、桜井方面)の位置関係ですね。なぜ大王の心が難波から奈良へ向かうのか少々理解できました。

でも、邪馬台国は桜井・纏向遺跡ではなく、福岡県の山門(やまと)から八女・久留米方面です・・・これは絶対間違いありません。大和説の皆さん、残念でしたね。

f:id:murasawatakehiko:20150215210448j:plain

 

 

また、大和三山の中央に藤原宮が位置し、天の香具山が板葺宮から飛鳥寺を越え真北に位置し遠望できる・・・ 飛鳥は蘇我文化揺籃の地、藤原発祥の地、聖徳太子旅立ちの地・・・なんですね、よく判ります。

 

f:id:murasawatakehiko:20150215210501j:plain

 

僕が中学生の時に修学旅行で登ったのはどれだったのでしょうか? 耳成山でしょうか? 香具山だったのでしょうか? 山頂からの眺めは少し覚えていますが、未だに判りません・・・ もしかして甘樫の丘だったのでしょうか? 35年前の定番はどこ?

それにしても、亀型の湧水設備の遺跡(酒船石の丘の下)でボランティアをしていたオジサン、慢性呼吸不全の様な息の仕方でした・・子供らも心配してました。お身体をお大事に・・・ご苦労様です。

f:id:murasawatakehiko:20150215210515j:plain

 

で、時間が余りましたので・・・聖徳太子誕生の地であるらしい橘寺見た後、35年振りに太子縁の法隆寺近鉄各駅停車で向かいました。子供のうち一人は修学旅行で奈良には行かないそうで・・・親の義務と感じました。

f:id:murasawatakehiko:20150215210527j:plain

 

金堂の釈迦三尊像と(春の特別公開中の)夢殿の救世観音像の姿には感動しましたね。昔行ったんですが、境内を歩いた事は覚えていますが、五重塔以外は全然思い出せず、まるで初めて行った感じで良かったです。こんなスゴイのを理解出来ない中学生のアホガキだったようです、僕は。

 

なにせ、一泊の家族旅行・・・この後は薬師寺へ行き、子供に「これ何重の塔でしょ?」 『6重の塔じゃん』という定番の問答を楽しんで大阪に戻りました。

本当なら修復なった唐招提寺にも行きたかったのですが、片道2キロ近い道のりは少々疲れてきた家族にも大変だったようで、次回のお楽しみ・・・と相成りました。

 

それにしても大阪の「リッツカールトン」ホテルのイタリアンレストラン・・・スタッフもお料理も素晴らしく、値段も普通のレストラン並みで旅の最期を締めくくる至福の時でした。

子供と妻からは「また家族旅行がしたいわ・・」とリクエストされましたが、果たしてそれは叶うのでしょうか? もう大学受験も視野に入ってきた年齢ですし・・・ もしかして父親と一緒の旅も最後かもしれません。

 

帰路・・・妻が「クラスJシート」をプレゼントしてくれました。この1000円がいずれ100倍になって還る事を期待しての「ありがとう、またね」の隠された合図・・・しっかりと受け取りましたが、無視するかもしれませんのでアシカラズ・・・

 

以上、僕も人並にGWを楽しんでる姿でした・・・といっても、単なる日曜日でしたが・・・

 

読んでくれてどうもありがとう