Welcome To The Heartland

Back To The Street ふろむ診療所

一人で過ごす夜・・・③

8月にスタートする佐野元春の30周年記念コンサートツアーの最初のチケットを手に入れた。小さなホールだったのに想像以上に簡単に購入出来て、同じ50代を生きる者として時の移ろいの様な一抹の寂しさも感じている。

 

さて、火曜の夜23時からの1時間はNHK・FMの「サウンドストリート」を聴き逃す訳にはいかない。特に今宵は感傷的な特別な夜・・・手に入れたチケットをバッグに忍ばせながら、ちょうど23時に停めてあった愛車に乗り込みチャンネルを合わせいつものリズムがスピーカーから流れてくるのを聴いた。

大雨で交通量が減っているビルの谷間の通りを抜け、暗く霞んだような高速道路を佐野元春の声を聴きながら走り抜けた。幸い雨は小ぶりでご機嫌な音楽を邪魔する様な意地悪はせず、僕はこの30年間の事を考えながら、そして僕がこんな車に乗れるようになった事を不思議に感じながらハンドルを手にしていた。

今日は楽しかった・・・

この6年も楽しかった・・・

この12年も有意義だった・・・

この19年も奇跡だった・・・

この25年も楽しい苦労だった・・・

この30年は夢の様な日々だった・・・

佐野さん、どうもありがとう

8月にまたお会いしましょう

 

ちょうど番組が終わる頃、そして7月14日を迎える頃、家に到着した。番組の最後の曲は佐野さんの【ニューエイジ】

僕はあたかもコンサート会場に居る様な凄まじい大音響でその曲に秘められた音の数々、込められた言葉の一つ一つを思う存分楽しんで、「おやすみなさい」の言葉で車のエンジンを切った・・・ なんとも理想的な終わり方だった。

 

読んでくれてどうもありがとう