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今年の「海の日」

今年の「海の日」は、相も変わらずに丸一日ずっと仕事ですが、どうしても津波のことを考えてしまいました。僕にとって海は「素晴らしい場所」でしかなかったのですが、津波の被害を受けられた人々にとっては、たとえ今まで海を生業の場としてこられようと「恐ろしいもの」との意識が根付いたことでしょう。複雑な心境になる今年の「海の日」です。

昨年も「海の日」のタイトルで記事を書きましたが、今回は「今年の海の日」を書きます。多分、僕がどこの誰と特定出来てしまう内容を含んでいますが、絶対に僕の正体をばらさないでください、どうかよろしくお願いします。

 

昨日7月17日はほぼ快晴で、台風の影響はまだわずか・・・セーリングには絶好な風が吹いているようでした。それは陸の上でも手に取る様に判ります。明日(今日のこと)は違った様相に一転しそうなピンポイントのベストデイと心は朝から弾みます。(実際に今朝は雨が降りました)

僕は愛人宅のある街から、まだ行かないで・・という彼女の懇願する様なせつない声を振り切って、愛車に海の道具を積み込んで出発しました。途中までは高速を使いましたが、昔懐かしい「@のうどん」で25年振りに当時の想い出に浸りながらアツアツのうどんを汗水たらしてたべました。当時はこれが僕の御馳走でした。今も美味しいです。うどんやさんの雰囲気が好きなんです・・・飾らない賑やかさと言うのかなぁ・・・

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高速を降り、海辺の旧道を走りました。カーブするたびに見え隠れする美しく輝く海、ヨットハーバーのある街はもうすぐです。

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僕にとって街へのゴールデンゲートは今も昔も変わらず美しい松原。緑のトンネルからこぼれる木漏れ日こそが夏のスパイスです。市街地を迂回するようにバイパスや高速道路が出来て通行量が大きく減った印象ですが、排気ガスで松原の被害も減り、30年前から今も変わらぬ景色がこれからも永遠に変わらぬように祈るばかりです。

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ヨットハーバーには現役部員とOB達の日焼けした姿がありたくましく感じました。特に医学部も女性が増え、新入部員の大半が女性とは・・・僕の学生時代とは全く違います。「なでしこジャパン」の活躍にも感動しましたが、これからの日本は女性達が引っ張っていくのでしょう。それが良いのでは?とマジに思いました。

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海の上から眺める景色は何年たとうが全く変わりません。

原発からも遠くない海で、直ぐ近くには火力発電所の煙突が昔からそびえています。津波原発事故や電力不足など頭の片隅をよぎるのですが、こうして電気や燃料を全く使わず風の力を利用するヨットで遊んで過ごしていると、そうした現実の事情なんて無縁の心境になります。水しぶきを被り、遠くの波や風を見つめ、風の気まぐれに身体を合わせ、誰にも何も言われることなく水の上を波と戯れながら飛ぶように進みゆく爽快感・・・ヨットの喜びは50歳を過ぎても変わりません。 

 

こうして年に一度の楽しみとなってしまったヨット部OB会ですが、創部当時の仲間達がもっともっと参加してくれるのを期待します。海がみんなを待ってます、当時と変わらぬ姿で・・・ 来年こそ是非参加して下さい。

 

さて、去年も今年も夕食会にも参加させていただきました。当時は「どうやったら女性部員が入ってくれるのだろうか?」と考えて奮闘してましたが、今や「どうやったら男性部員を引きこんで力仕事を任せられるか?」が悩みとか・・・不思議な時代になりました。マリンスポーツに草食系男子医学部生は興味が無いんでしょうか? まあ、いいですけど・・・

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夢は過ぎ去りし日々を駆け巡る今日この頃ですが、卒業後のヨットの楽しみをまだ若い現役部員達に語ることも楽しみです。今年はなんと、僕が卒業した時に生まれていた部員は皆無となっていました・・・衝撃です。彼ら現役部員にとって僕はどう映っているのでしょうか? 怖くて聞けません。

 

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イタリアのコモ湖セーリングの話は【新婚旅行④】で書きました。留学中のDC近郊チェサピーク湾でのセーリングやボストン・チャールズ河でのセーリング、メキシコ・カンクンでのセーリングやモルジヴでのセーリング・・・ どれも人生に彩りを与えてくれる想い出深いモノです。

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海外での二人乗り小型ヨットをレンタルしてのセーリングは素晴らしい想い出ですが、若い学生達と一緒に懐かしい海で過ごすセーリングの一日も何物にも代えがたい貴重な想い出となります。どうもありがとう・・・

若いってイイですね・・・ この美しい海と同じ様に広くどこまでも続いていますから。時には荒れますけどね・・・

 

昨日はどうもありがとう