Welcome To The Heartland

Back To The Street ふろむ診療所

TPP と ホワイトハウス と ユダヤ資本と

アメリカのFTAに飛びついて「隠れた奈落の底」に落ちていきそうなお隣の韓国・・・友好国として少々可哀そうです。日本の賢明なる人々が 「TPP という幻想」に飛びついて今まで飛鳥時代から築き上げてきた日本文化・国の誇りを壊し奪われない様に願いたいものです・・・

 

さて、TPPを巡るアメリカ合衆国の政治的背景・政治的手法を学ぶに手っ取り早い方法は、前にも紹介したTV政治ドラマ【 The West Wing 】 でしょう。全部で7シーズン有りますが、一話が約45分、一シーズン全22話、全体で115時間程の分量のドラマです。今のところ、シーズン6までが廉価版で出ていますので、全部で約100時間分を観てみました・・・ 『なんで貴様は医者のクセにそんな時間があるの?』と突っ込まないでください。この程度の時間は韓国ドラマを観ずに他の遊びも一切しなければ軽く捻出できます。

この100時間分にはアメリカ大統領の二期7年間の日常が描かれています。最初の選挙・再選の選挙・後継者のための選挙などなど、ざっと150以上の緊急事態が描かれていて、アメリカ人政治家・上院下院議員の基本的考え方や駆け引きや、国際的な駆け引きが描かれています。

恐らく数話程度観ただけでは単に面白いだけで、アメリカ流政治姿勢の充分な理解には程遠いでしょうが、流石に全シーズンを通して観れば、下手な大学教授の政治学講義よりもアメリカ政治の雰囲気が判るのではないでしょうか? ERを全部観れば、下手な医者よりよっぽど医者らしく患者を前に考えられるのと同じでしょう。製作スタッフも同じチームのようですが・・・

 

特に今は、不人気な現職オバマ大統領の再選へ向けての必死の作戦が展開されているところです。通常は現職大統領は無難に民主党候補になり、来年1月の一般教書演説で再選への決意表明をし、その余勢をかって全国キャンペーンをスタートする段取りです。つまり、今年一杯、早ければ11月の生まれ故郷ハワイでのASEAN主催までに、現職オバマ大統領は民主党内での次期大統領候補としての立場を固めたい訳ですが、残念なことに苦戦しています。そこで無理やりの米韓FTAと 我田引水のTPPです。イラク・アフガン・北朝鮮政策でのツマヅキが、長引く深刻な国内不況を背景にオバマ大統領の呪縛になっています。

 

僕はアメリカ在住わずか三年間でしかありませんが、このドラマを観ても「アメリカに対する基本的な考え方」は大きくは変わりません。

【 アメリカは仲間・身内である間は大好きになれるが 敵対したり競争相手となった途端に厄介で嫌いになる 】という感覚です。といっても、中国共産党独裁の現在の中国より百倍も親しみが湧く大好きな国ですが・・・

これまで僕を含め多くの日本人は「アメリカは仲間であり、よき友人である」との勝手な妄想を抱いてきました。しかし、アメリカはかつての占領国でした。ましてや、アメリカ自身が苦境に立っている現在では、アメリカは日本をトモダチとしては恐らく見ていないでしょう。TPPは仲間同士の協同組合ではなく、アメリカ再建・再興のための手っ取り早い経済政策にしか過ぎない・・・ということに、いまだアメリカをお友達としか考えきれない人々は思えない様です。

 

また、アメリカ合衆国の政治・経済の中枢にはユダヤ資本が大きく喰い込んでいます。ユダヤ人差別や迫害はなにもナチスヒトラーの発明したものでは有りませんん。かのキリストの時代にも、あるいはその前の時代からも、ローマ人達はユダヤ人を差別・迫害してきました。その理由は、「他の入植者や移民達は貧しい地域を努力して開拓発展させるのに対し、ユダヤ人達は既に発展した都市部や裕福な地域に移住して美味しいところを上手にいただいていく・・」という点が他の民族に嫌われて迫害の対象になったという説も根強くあります。多くの移民はまず大都会に住もうとします。田舎には見向きもしません。世界中どこでも、田舎の保守的な国民はそんな「富に群がる移民」が大嫌いなのです。

TPPなどはまさに、クラスの番長が気弱な金持ちのクラスメートに家から金を持ってこさせるような風にも見えてしまう制度です。美味しいところ、すなはち日本の富をど真ん中に入り込んで合法的にいただいていく・・・という発想です。なんとも「アメリカを牛耳っている中枢の人々」が取りそうな手法です。やられる側はたまったものではありません。

 

まあ、中国共産党とは死んでも一緒には成りたくありませんから、その点では「TPPが日本を中国やロシア侵攻から守ってくれる新しい安全保障条約の変形」と正直にストレートに表現してくれるならば、いっそのこと僕自身もアメリカ人になってあのアメリカで医者をしようかな・・・と思う今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

 

読んでくれてどうもありがとう