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Back To The Street ふろむ診療所

新年に届いた「お知らせ」

今日、親しい女性シェフから葉書が届いた。年末にお店に行けず少しばかりご無沙汰していたので年賀状の意味かと思って忙しい診療の合間に読んでみたら、予期せぬ「閉店のお知らせ」だった。もう15年の付き合いで、妻にも言えぬ秘密も打ち明けられる仲だったのでちょっとショックだった。

あと一月ほどで閉店するという告知の横には、「1月@日と2月@日は法事で店を開けないので予約は私の携帯に連絡して・・・」と広く常連さん達に印刷して送ったようだが、恐らく閉店を決心したのが年末であろうし、その理由と「誰か近しい人の法事」とが深く関連ありそうな文面なだけに非常に気になると同時に尋ねにくくもあった。

とっても綺麗で爽やかな彼女の身に何が起こって閉店に至るのか・・・ ジムで身体も鍛え検診も欠かさなかった健康美人であっただけに気がかりである。雇われ料理人から、せっかく独立して建築士の娘さんに設計してもらって自身の店を持ち活き活きと働いていたのに。まだまだこれから熟女の味を極めるタイミングだったハズなのに、経済的な問題なのだろうか? 前の前のお店からの付き合いで、もうかれこれ15年ほど彼女の料理を楽しませてもらっていたのに残念だ。

昨今の不況が飲食業界へ大きな影響を与えていることは感じている。別の親しく通っているイタリア料理のシェフも現在の大都市中心部のお店を閉じて近く郊外に引っ越す計画があるという。夕食時に家族でフラッと気軽には行けない距離だけに寂しくなる。もう12年ほど折々にご馳走になっていただけに複雑な気持ちだ。シェフとは記念切手や自転車やローマの歴史などに共通の趣味があっただけに、季節がよくなれば自転車でお店に伺ってみるのもまた楽しいかもしれないが足がもつだろうか?

どれに限らず、研鑽し技術を身につけ独立して人も雇って開業して成功を収めるのは難しいし、その小さな成功ですら永く続けて維持していくことも難しい。雇われる者と違って借金して事業を起こす者には返済金の原資を圧迫する所得税増税の愚策がこれから更に大きくのしかかるだろう。日本は頑張る人に優しくない重税国家の選択をなぜしようとするのであろう? 真っ先に増税すべきは宗教法人と資産家の株式などの不労所得であるハズなのに・・・ 馬鹿野郎どもめ

 

もう一つ今日届いた報せは親しい先輩の父親の訃報だった。年賀状の返信が来ないなァと思っていたが、それどころではなかったんですね。通夜も葬儀も診療時間と重なるので失礼せざるをえないが、親を亡くした訃報が親しい人々からしばしば届く年齢になり、自分の両親へはやく親孝行しておこうという想いが増す今日この頃だ・・・

読んでくれてどうもありがとう