Welcome To The Heartland

Back To The Street ふろむ診療所

【 明日の空の向こうに 】

建国記念日の今日も朝から透析のお仕事ですが、昨日の日曜日はっこっそり一人でマイナー映画を楽しんで?来ました・・・ ゼンゼン楽しくなかったですが。

 

一言でいうと、強烈な印象の映画でした。

旧ソ連時代に三人の浮浪児達が国境を越え隣国ポーランドに違法越境する映画です。なにやら「スタンドバイミー」的なプロモーション写真のノスタルジックな美しさに魅かれて映画館に足を運んでみましたが、全く別物でした。しかし、名作です。

登場人物は極めて少ないのですが、浮浪児の最年少の前歯ボロボロのぺチャ君の演技?は正真正銘の凄さ、今まで見たことも無い超絶レベルの子役です。しかし、タバコぷかぷかの演技?は演技にしては自然過ぎ、ホントの浮浪児も真っ青です。今も上映中のレミゼラブルの主役の一人の子役もパリに多くいた浮浪児を描いていますが、もう強烈な浮浪児です・・・ でも超カワイイのも確か・・・ 彼に翻弄される大人たちからも笑いが溢れてきます。

僕は最初の留学先の研究室の教授や研究員がポーランド人でしたから、彼らの話からポーランドの悲劇の方ばかりが胸にありましたが、むしろ悲惨なのは旧ソ連の方だったかと思うと、ベトナムより悲惨なのは中国共産党独裁国家である中国であることも頷けます。

そんな共産党独裁の国からは亡命すれば良いんですが、「亡命」という言葉を知らない浮浪児達の運命は手強いものでした。

そんな中、ポーランドの国境の小さな村のカワイイ小さな赤い服の少女が浮浪児達にパンを届けようと必死に彷徨う様は切ないほど美しいです。

この映画・・・評価は様々なようです。

僕は「凄い」と感じますが、ほとんどの日本人にとって無縁の映画なのもまた確かかもしれません。普通の映画に満足できないアナタ・・・ どうぞ

読んでくれてどうもありがとう