Welcome To The Heartland

Back To The Street ふろむ診療所

復活と再起

診療の合間に攻守交替した国会中継を観ているが、安倍総理はイイ感じに復活をしている様に感じる。初めての石破ではこうは行かなかったに違いない。今日の施政方針演説に対する野党各党の評価は一様にボロクソで、これは逆説的に「インパクトのある演説だった」と認めている様に思う。特に参議院選挙後に存続が危ういと目されている政党ほど評価が超ボロクソで、その評価を聴いてるコッチが申し訳ない位だ。

野党に戻って「再起」を期す民主党も冗談抜きでイイ感じの野党に復活したのではないかと僕はある意味で評価している。流石に一度国家の重要閣僚を経験し官邸での責任の重さの中で仕事をしてきた経験は責任野党の政治家には必須の要件だと思うし、数名の委員会質疑を聴いていると、やはり政権交代を繰り返す事の意義を感じる。ただ、民主党が韓国や中華人民共和国などに対し売国的性癖を改めるまでは政権復帰は望まないが・・・

さて、今日の当院外来は超ヒマだった・・・

お給料払って看護師を遊ばせとくのもなんなので、橋下バリのヒステリックな命令を院長特権で下して院内の断捨離を断行した。お陰で随分とスッキリしたし、時には時期外れの大掃除も良いものだと思った。まるで便秘の後のウンチ、ナニの際のアレの放出の様にスッキリ気分である。4月からの新年度、フレッシュな気持ちで診療内容も改め再起を田舎のヤブ医者も計りたい・・・

そんな大掃除の中で棚の奥に積まれた箱の中から電波時計が現われた。何とまだ新品だった・・・ただし、10年前の新品?だった。時計店を営む某透析患者さんから購入した保証書を眺めて「@@さん、まだ生きてるかな?」とみんなが思うほど古い新品の時計だった。

しかし、何度やっても動かない。どう叩いてもこすっても捩じっても動かない。ピクリともしないし、「ヤッパリ捨てちゃおうかな」と言い残して往診に出かけて戻ってみると・・・ ナニやら動いてるが何時間もズレている。電池をハズして・・・ もう一度だけ電池を入れてみたら・・・ アレレ、動き出した。しかも、電波を拾い自動で正確な時を刻みだした。見事に10年の時を経て時計が「復活」してくれたのだ。いや、復活でも再起でもなく、初めて時を刻みだしたのである・・・ 流石は日本製、中国のオンボロとは格が違うと感心した。

夕方、研究会に出席したが、あまり着ていく服が無かったので、先日クリーニングに出していた春先の淡いジャケットを着てみることにした。今日はスリムなテーパードジーンズをはいていたのでいつものジャケットでは上が重すぎたのである。その久しぶりに袖を通したジャケットは我ながらピッタリサイズで「新しく買ったのか?」とスタッフや家族から訊かれたのだが、永らく箪笥の奥にぶら下っていたのである。幸いに、奇跡的に虫食いもなく傷んではいなかった。

「結構カッコイイジャン? モテ過ぎが怖くなるジャン? 家庭崩壊かも?」と適当な感想を鏡に向かって囁いたが、確かに自分で云うのもなんだが1年前の面影は全くなくなり、そのジャケットを購入した頃に戻った気がする。

それは・・・28歳の頃、25年も昔のジャケットだった。

僕の体型が見事に「復活」した様だ。そして、最近少々マンネリ気味の当院もフレッシュな気持ちで「再起」する絶好のチャンス到来と感じながら講演会の帰りの道をマリアカラスのアリアを大音量で流しながらワンコ達のまつ犬小屋に戻ってきたのである。

読んでくれてどうもありがとう