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幻のサイクルマラソン

昨年8月に大学生の時以来久々にサイクリングを始めて、初めて有料のサイクリングイベントに参加する手筈だったのが「第20回天草下島一周サイクルマラソン」なる135kmの海岸沿いの人気イベントだった。このために昨年12月に6000円ほどする参加費を払いこんで、最近は様々に体力強化トレーニングをしてきたのだが、いとも簡単に断念せざるをえなくなった。天候はほぼ満点だったハズで、応募多数で早々に締め切りのある大会なだけに悔しさも大きいが、妻の眼力には敵わないのである・・・

とはいえ、3月3日の絶好のサイクリング日和にジッと我慢の子であるM医師ではなく、好天に恵まれた土曜に3時間60km、日曜に3時間60kmを満喫してきたのである。

本当は天草の海の香りをPM2.5とともに胸一杯に吸い込むハズだったが、時間の関係で土日ともに山へ向かい峠越えを楽しんだ。なぜだか毎週どうも足が峠へ向かってしまうから不思議だ。大学生の頃も峠越えは大好きだったが、北風が強くても山の中は風の影響も少なく、自動車も少なく、登りも下りもともに好きである。

土曜日は前週にオバさんから「アッチが県道だけどこっちの農道が道が良いよ・・」と言われた「県道」へと雰囲気の良い295mの峠を一つ越えてから向かった。前週の農道の標高は422m、今週の県道は315mと低かったが、どうしてこれが県道なのか?と思う様な狭くて誰も通らないような辺鄙な峠道だった。峠を越えると一気に道幅も拡がり農家も点在し農家の軽トラも停まっていたが、峠の手前は轍以外は苔むすヒンヤリとした寂しげな道で昼間でも何かが出てきそうな雰囲気の県道だった。

 

ヘーヘー云いながらやっとこさ最後の劇坂をダンシング(立ちこぎ)で登り切るとそこは「辺春」という地名だった。確かに疲労困憊してしまう峠越え・・・楽しい「へばる」だった(笑)

 

続いて日曜日・・・ 妻に命じられた家族の用事を済ましてから昨年11月下旬以来となる県境の峠581mへと再び向かった。実は100日前には581mの峠を越えるのに5回ほど立ち止まって水分や栄養補給などしてヘトヘトで辿りついたことを想い出す。しかし今回は全くのノンストップで越えることが出来た。しかも予定時刻よりも20分ほど早く越えられたので今回は400m地点まで降りて美味しそうな雰囲気の「蕎麦屋」さんに立ち寄った。

 

昼は娘と一緒にイタリアンの店で大盛パスタを食して2時間も経過していなかったが、美味しそうな店にフラッと吸い込まれてしまった。かなり運動したので神様もお許しになるだろう・・・

 

そこは実に雰囲気の良い蕎麦屋さんで味もなかなかのものだった。

満足して再び180mを登って先程の峠を越えて、長い下りはビュンビュン急いで、なんとか制限時間一杯に家族のもとへ帰宅することが出来た。

まあ、天草は遠いし・・・ 参加費はパーになったが決して散財ではなかったと思う。こうして健康な身体を取り戻したのだから・・・

とはいっても、久々の患者さん達が「先生は顔色が悪くて痩せ細って別人みたいで、ホントは病気なんじゃないの?」と異口同音に不安視するのが悩ましい今日この頃なのであるが・・・