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Back To The Street ふろむ診療所

【 Zooey 】

今日、佐野元春の第15作目となる新作アルバム【Zooey】が届いた。デラックス版という思いっきり完成された記念品的アルバムは正に最近の佐野元春の到達点を表していると思う。なんという贅沢な試みだろうか・・・

それにしても、今回の作品は何か大きく変わった佐野さんの境地を僕は感じるのである。言葉には出さぬとも、やはり東日本大震災が大きく影響しているのであろうか? 多分そうだと思う・・・

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佐野さんは【世界は慈悲を待っている】と云う曲をアルバムの最初に持ってきた。  【虹をつかむ人】では、良い時も良くない時も巡る季節に命預けて誰もがみんな年を重ねていく、と語る。  【君と一緒でなけりゃ】では、人間なんてみんなバカさ、と繰り返す。  【詩人の恋】では、きまぐれな運命二人を分かつそのひまで私たちはずっと共にいる、と囁く。  【スーパーナチュラルウーマン】では、彼女はその柔らかなヴァギナで世界をだきしめてる、と驚くなかれ真実を叫ぶ。  【Zooey】では、誰もが誰かにただ愛されたいだけ、と・・・

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やはり佐野さんは少し変ったのではないか? 

良い意味で「老い」を感じだしたのかもしれない・・・ もう存在そのものが「成長」を表現している。貴重な日本人アーチストの到達点なのではなかろうか?

今回は「愛」という言葉を珍しく多用したアルバムとなった・・・

先日のコンサートツアーでは初めて政治的な発言を口にした佐野さん、何かを今すごく権力者たちに訴え、若い人々に伝えたくなっているのではなかろうか? 少なくとも僕にはハッキリと確実に伝わってきている・・・

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今日、3月13日に57歳を迎えたその日に発表した新作アルバムには「震災後の世界感」を僕は凄く感じてならない。意図したか否か、Zooeyの意味がどこにあるのか先入観はなかったのだが、佐野さんはどこまで行っても幾つになっても僕には届かぬ遠い【ポーラースタア】のような存在なのであろう。

嬉しくもあり、寂しくもあり・・・

しかし、佐野さんの存在は僕にとって他のアーチストとは別格なのである・・・

告知です・・・

==== 01:3.13「ZOOEY」発売記念@恵比寿リキッドルーム・ライブ生中継! ====

元春主催のレーベル、デイジーミュージックは、明日 3月13日にリリースされる新アルバム『ZOOEY』の発売を記念して、同日午後7時より開催される佐野元春&The Coyote Bandによるライブ&トークイベントを、YouTubeで全編リアルタイム中継します。
配信日時は3月13日(水)19:00から。視聴できるサイトは、YouTubeのデイジーミュージック・チャンネルのほか、MWSでも視聴できるよう準備を進めています

 ■日時:2013年3月13日(水)19:00~21:00(予定)
 ■ライブ中継視聴Webページ:『ZOOEY』特設サイト
  【Go URL】---> http://www.moto.co.jp/ZOOEY/
          ※3月13日本番直前にライブ視聴状態になります。