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Les Aventuriers 冒険者たち

1967年に封切りのフランス映画 【冒険者たち】 を、先日NHK-BSで観た。なんとも云えず素敵な映画だった。音楽がまた心地好く響く・・・

 

その頃のことはあまり良くは覚えていない。まもなくGS(グループサウンズ)に僕が狂いだす直前の小学1年生の頃、鳩や小鳥や犬などの動物と戯れていた時期だろうか? 犬と戯れるのは今も昔も全く変わらないのであるが、あの頃に逞しく憧れていたお兄さんやお姉さんたちが観ていた映画だったのであろう。アランドロンが若々しい・・・

この映画を観ていると実に切ないものの羨ましさで胸が一杯になってくる。泣けてくる・・・ 笑顔になる・・・ そして過ぎ去った日々が蘇ってくる・・・

「冒険者たち」・・・ いつの間にか冒険すること自体を残念ながら怖がる様になってしまった自分自身に気付いた時、若さの有難味を感じるのであろう。もう遅いのかもしれないが、若さの素晴らしさにもう少し早く気付けばよかったのに・・・と少し切なくなってくる。それが映画音楽の口笛の音で増幅されて哀しくなるのであろう。

大事な守るべき家族がいて、必死に築き上げた仕事とその信頼が崩れる怖さを感じながら生活し、人生の半分以上を既に過ごした事実を忘れることが出来ないままに日々暮らしている。

昔は少しは冒険してその素晴らしさを実感していた時期もあったのに・・・ 携帯電話の時代になると真の冒険者になることは難しいのかもしれないとも思う。そういう点では、70年代や80年代に青春時代を過ごせて幸せだったのかもしれないけど・・・

それにしても・・・

美しく魅惑的な若い女性を二人の男たちが守る様に魅かれて行く・・・というシチュエーションは古惚けなくて永遠の黄金律だと思うのである。そして両方の男性とは決して結ばれることのない時間こそが最高のトキメキの日々なのである。そんな事を懐かしく想い出させてくれた良い映画だった。

読んでくれてどうもありがとう