Welcome To The Heartland

Back To The Street ふろむ診療所

履歴書を再発見

もうすぐ開院15周年のお祝いの夕食会を開く。10年間勤めていたスタッフ2名の送別会と交代で新採用した歓迎会も兼ねてだ。15年前も今日と同じく暑い日だった。午後に少し外来が途切れたので、昔の履歴書を捜してみた。ちょうど今日の外来には、15年前から居る5人のうち、4人が居て、もう一人は出産予定が近づいた退職するスタッフも居た。言わば、気心の知れた仲間達だ。
僕は捜した履歴書を各自に手渡した。
一斉に様々な歓声があがる。そして、お互いに見せ合いを始めた。15年前のタイムカプセルがあいたのだろうか、「変わってないね」とか、「20代だったのよ」とか、「いっぱい資格持ってるのね」とか、「よくこんな無愛想な顔写真で落とされ無かったわね」とか、「この志望動機の書き方、赤面するわ」とか、楽しい想い出の時間が流れた。
皆んな、もう二度と履歴書を書く気持ちはなさそうだ。そう願いたい。15年間の戦友だし、僕自身、15年間も同じ場所で働いた仲間を他に持たない。
今まで採用した全ての履歴書を読み返してみたが、履歴書には各自の個性が表れ、人生の縮図とも言えるから、不幸にして短期間で去った人を含めて、当時の想い出がよみがえる。
「皆んな、応募してくれてありがとう」というのが素直な今の感想だ。出会いに感謝し、皆んなの定年退職の日まで僕自身も元気に頑張らないとと決心しました。
もう家族みたいなものだから。