Welcome To The Heartland

Back To The Street ふろむ診療所

静かな夜

もうこの歳にになると誕生日も嬉しいとは感じないが、しかしそうはいっても特別な日であるコトは確かだろう。実家で両親と誕生日の前夜を過ごしたが、僕自身の大好物が並ぶ夕食の食卓に、少しうるッとしてしまった。誕生日の夕食は妻子と行きつけのレストランに出かけるが、「よくぞ僕を産んでくれましたね」と秘かに感謝しながら静かに夜を過ごした後に、午前零時を迎えるのが好きである。
母の手作りの夕食は幾つになっても嬉しい。妻には真似できそうもないが、それはそれで構わない。これから何度あるか、そう感じ思わず写真に今宵の気分を写し取った。他人には理解できそうもない写真だろう。
今日は診療所でもゆっくりと片付けをして大切な土曜の午後のフリータイムを過ごした。13年間勤めてくれた職員が出産を機に退職する最後の日でもあった。こうして人は命を次の世代につないで行くのだろう。
明日へと時が移る際には、どんな音楽を聴こうかなぁとおもいを巡らすのもまた楽しい。静かに夜を楽しむ曲、思春期に深夜ラジオから流れていた曲、外国をふらついていたときの想い出が詰まった曲、何を聴こうかなぁぁッと
今の時間、同じ部屋にはあつさに参っている様子のワンコ達、言葉を交わすわけでもないが、命短い彼女らは、誕生日という特別な日をどう感じるのだろう? モチロン、無縁なのだろうが。両親という存在もやはり無縁なのだろうか?
チョット感傷的な夜になるんだよね、誕生日の前夜は、毎年。
読んでくれてどうもありがとう