Welcome To The Heartland

Back To The Street ふろむ診療所

長い一日

8月15日、長い一日が終わりに近づいた。
ワンコ達にとっても長い一日だったことだろう。
いつもの年より暑い朝だった。そして、明らかに圧迫感を熱く感じる年の8月15日でもあった。
いつも通りにワンコ達と散歩に出かけた。途中、威勢の良い子供達のわっしょいの掛け声が聞こえて、今日がお盆であることに思い至った。僕の故郷に数百年続く盆伝縄の行事で小学生が地区を大綱を抱き駆け巡るのである。6年前のお盆に記事にしたことがある。

http://blog.m3.com/BackToTheStreet/20070813/1
実家の真横の川に大縄を投げ込み泳ぐのであるが、子供の数がへり、ゴミや安全の問題が厳しくなり、過保護傾向が増す中で、伝統的な行事も様変わりしてきた。

42年以上昔の想い出を呼び戻すことは容易である。子供の頃の視点で眺めるよこには年老いた両親が佇んでいたのが違っていたのだが。そして、あの頃とおなじワンコ、、、色違いで二匹に増えたのが違っていたのだが。
そのワンコ達と近くの介護施設にお盆に働くスタッフと入居者の慰安に出向いた。

そして、いつもの様に診療所で透析の仕事。患者さんも大変だろうが、最近親を亡くしたスタッフの姿を見つけ、気の毒なおもいとありがたい気持ちとが交錯しつつ回診を行った。比較的穏やかなお盆で良かった。
仕事を終えて妻と近隣の新しい医療機関や介護施設や公共施設などを車で見て回った。知らぬ間に、世の中は動いていると感じながら10年後を思い描こうとしたが想像出来なかった。
妻と共に近所の墓地にお詣りし、4世代前の爺さんの実家にも父と共に顔をだした。近くの遠い親戚だが、DNAを共有する奇跡を昔よりも感じながら家に戻った。
NHKの平和に関するつまらない討論に歯がゆい念いをし、あまりにも中国と韓国に対し遠慮し配慮しすぎる恐ろしさだけが印象的だった。
そして、毎年恒例の精霊流しの船を父親と共に造ったが、近い将来の異なった光景を想像してしまう年齢になってしまったようだ。
母の手料理も果たしていつまで食べられるのだろうか?
初めてワンコ達も精霊流しを一緒にしたが、朝から色んな行事に引っ張り出されて、犬としては迷惑だったことだろう。今は横で疲れて寝ている。
終戦の日の今日は、僕にとっても実に長い一日であり、日本人であることを一番感じる日でもあるのである。
らいねんも平和が続いていますように、、、