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若草の萌えるころ

かねてより、アラン・ドロン や リノ・ヴェンチュラ らと共演した【冒険者たち】で彼女の事がとっても好きになったのではあるけれど、名前だけは聞いていた【若草の萌えるころ】という映画をようやく観ることが出来た。

 

原題は【Tante Zita】 「ジタ伯母さん」というらしい・・・ 主人公はアニーと言う名のジョンアンナ・シムカスであるハズだけど、劇中で死んでしまうジタ伯母さんもあの時代のフランスとスペインの置かれた状況からしてなるほど主人公と言えなくもない。しかし、それは野暮な想像だ・・・ ジョアンナ・シムカスの確かに「若草の萌えるころ」が見事にスクリーンに描かれていると思う。

 

シムカスは僕が中学2年の時に読んだ本の映画化作品 【いつも心に太陽を】で主演したシドニー・ポワチエという黒人俳優と結婚したという。

 

人種差別のないその性格もまた彼女の魅力だろう。完成された絵の様な美しさで優劣を競うような女優ではないが、大人への階段を歩む「あの頃」を想い出させてくれる。

 

その時期の「気持ち」には男女で趣の違いは多少あろうとも、思春期とも違い、結婚を意識しての交際とも違う何かしら「二度と体験できないような不思議な物憂げさ」が付きまとう。それが見事に描かれ、10代最期のときめきを想い出させてくれた。そういえば、Kチャンとか Yチャンとか @チャンとか *チャンとか みんなどうしているのだろうか? 素敵な母親、良き妻になっているのであろうか? 知りたい気持ちとそうでない気持ちが葛藤する・・・

 

映画としては【冒険者たち】の方が好きではあるが、この作品でも彼女の魅力はデビュー当時のカトリーヌ・ドヌーヴにも引けをとらないどころか、僕の心にはすんなりスコーンと飛び込んでくる。

読んでくれてどうもありがとう