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Back To The Street ふろむ診療所

良き冬の一日だった

今日は思いのほか午後からの日差しが暖かく、サイクリングに行った訳ではないものの心地好い良き冬の一日になった。

ここ数日、開業医として少々先行き不安なことが噴出し、「落ち込みモードかなぁ?」と感じ始めていたのだが、昨夜の忘年会で自分が良きスタッフ達に恵まれていることを再認識し、色々と冷静に考えてみるにつけ、何も落ち込む様な不幸を背負い込む訳でもないからと気持ちを少し切り替えるようにしてみた。

想えば、昨年4月に人間ドックを受けた際のPET検査に非常なショックを覚えた時に比べたら、健康に生きていることだけで素晴らしいことだと思える様に変った自分自身が不思議なくらいだ。

実は今日、また人間ドックを受けてきた。

結果はほぼ完璧と言えるほどで、自信はあったがPET検査の結果やCTでの内臓脂肪レベル画像を見せてもらった時は嬉しくて嬉しくて・・・

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担当の先生も3年連続同じ方だったが、開口一番「まるで別人ですね、素晴らしいですね・・」と言われ、前回の悪夢の様な瞬間を笑いながら想い出し、感謝の言葉を伝えた。上の写真は僕自身の現在・左と過去・右の臍レベルのCT画像である。思わず「同じ縮尺でしょうか?」と僕自身が訊いたほどの違いがある。腹囲は17cm程小さくなったのだから確かに「別人」・・・であろう。

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気分転換のついでに、大学1年の頃に大好きだった女性と一緒に行った(と思い込んでいる?)動物園に天気が良いので久しぶりに出かけてみた。気分がイイ時にはいつもと違った何かをしてみたくなるものだ。無論、そこに彼女の姿はなく、イイ歳をしたオヤジが一人で虎とにらめっこし、係員に怪訝そうにされながら一人で観覧車に乗って・・・ でも妙に楽しかった。

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冬の夕方の動物園は人も少なく寂しさが漂っているが、そのもの寂しさが良く似合うのもまた動物園だと思う。小うるさい子供達の声も聞こえず、人の姿を視界に入れずに動物達と対面すると何か心が通い合う様な気さえする。相手からも僕の姿が良く見えるのだろう、眼が合ってどちらが観られているか不思議な時間だ。

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閉園時刻まで気儘に過ごして34年振りの動物園を後にしたが、その後も実はイイ事が続いた。でも、これはブログに披露する様な話ではないので秘密にしておく方が良さそうだ。一言、「夢がかなった」とでも表現しておこう・・・

生きていると、仕事をしていると、いくら恵まれた生活をしてそうな人間でも色々と辛い事や理不尽と感じる場面にしばしば遭遇するものだ。そんな時、家族や友人や、時にはペットや動物園の虎やキリンが慰めてくれ、また力になってくれることも多い。周りを見渡せば一人ぼっちではないし、健康でありさえすれば「素晴らしき哉、人生」と思える気が今はしている。

今日はそんな事を再度想い出させてくれた良き冬の一日だった・・・

読んでくれてどうもありがとう