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Back To The Street ふろむ診療所

お伊勢参り②

平成25年10月2日に伊勢神宮の内宮(皇大神宮)が20年振りに遷宮の日を迎えた。その前後、今もまだ遷宮ブームが日本では起きているらしく、僕のところの重症心不全の患者さんも車椅子で先日お伊勢参りに行かれていた。

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「死んでもいいから・・・、これが最期だから・・・」と医師の許可を求められたのだが、ペースメーカーも植えこまれ10種類の様々な薬よりも天照大神のご加護が勝るでしょうから・・と当然の様にOKを出した。その患者さんは次の診察日に「ありがとう先生・・・」と笑顔で来院され、内宮の正殿前の階段の下まで電動車椅子で行って参拝して来たそうだ。

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普通ならその写真撮影が許されなくなる境界の石段を登って、まっさらな新しい鳥居や垣の向こうへ足を進め、御簾が風になびく先に想いを馳せるのではあるが、彼女はそれで満足であったらしい。3度目参拝の彼女もそこまで式年遷宮に魅かれて旅されたらしいが、個人的感想を述べると、内宮に関しては古い方が新しい方よりも高い位置にある故、何かしら神々しい気配を感じれると思う。

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もちろん、その20年の重みは無条件に美しいと感じたのであるが・・・、実は後から外宮で気持ちが変化した。訳は後で書くことになろう・・・

テレビで何度も特集を組まれていたものの、実は式年遷宮の有り難さを実感したのは実際に今回ご縁があって御垣内参拝を案内していただいてからだ。テレビや写真集では決して判らない、式年遷宮の秘密の様な気配に触れた様な気が何となく今はしている。

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三度目の伊勢行きでようやく参拝(御垣内参拝)が叶ったのであるが、その始まりは、平成23年12月に奈良県の檜原神社を参拝した時にスタートしていた気もする。

 http://blog.m3.com/BackToTheStreet/20111223/3

三輪山を御神体とする大神神社摂社、檜原神社は最初の【元伊勢】とされているようだ。あそこから真東に伊勢があるのが不思議でならない。今こそ鉄道も道も桜井から伊勢方面に真っ直ぐ通じてはいるが、神宮関係者の説明では当時は山越えの道は開かれていなかったらしい。長い長い道のりだった様だ。

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僕は決して右翼でも左翼でも、オタクでもオカマでも、神道でも仏教でも、守銭奴でも偽善者でも、奉仕者でも浪費者でもなんでもないのであるが、ただ日本人とし日本文化を大切にしたいとは思っている。だから、古事記日本書紀との記述が異なっても両方大事にしたいし、邪馬台国が福岡にあろうが奈良にあろうが両方尊重したいし、アマテラスがヒミコであろうが持統天皇であろうが尊重しようとも思っている。

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話がズレタが、他の人の図面をパクって書き残すことにする。一帯は聖域なので当然ながら写真は写せない。探したけど適当な御垣内参拝の静止写真は総理大臣の分もなさそうだった。今回僕ら家族と妹夫婦は神宮の関係者のご縁で特別に色々と説明など受けながら参拝することが出来、有難い待遇もいただいた。

緑の経路で進み、更に中重鳥居の下まで足を進め儀礼どうりに手を合わせ頭を垂れた。もうちょっとユックリ・・・と後悔したが、慣れてないので慌てたかもしれない。鳥居の下までは二度とないかもしれないので、少々モッタイナイ気もしなくはない。でもちょっと特殊な空間ながら遷宮ブームの雰囲気があったのは参拝者が多過ぎたからであろう。とても正装とは言えない様な人々も結構おられたのは少し残念かもしれない。

まじかに見える内玉垣御南御門の扉は固く閉ざされ、秋篠宮や総理大臣もその手前までらしく、皇太子との差が歴然とあるらしい。そして皇太子も最期の御正殿には進めないらしい。

その天皇皇后両陛下が来週13年振りに伊勢に参拝されるらしい。その間は一般人の参拝は難しく、宇治橋の手前からの参拝となるようだ。普通は20年に一度、式年遷宮の翌春に行かれるだけらしいので、皇祖神を祀るとはいえ、天皇にとっても【お伊勢参り】は生涯に数度あるだけの特別なことらしい。内宮に宿泊され特別な時間を祖先を想い過ごされるのであろう。こうして日本の文化が育まれて来たに違いない。

その時に皇后が雅子妃や愛子親王の伊勢参拝も望まれたらしいが、恒例のスキー場貸し切り旅行で多忙らしく・・・、と週刊誌が書いていたが本当であろうか? ホントなら、ちょっと雅子さんには驚かされる・・・

あのケネディ米大使も近く【お伊勢参り】をされるらしいが、そこで「日本」をよく感じて欲しいものと僕は期待している・・・ まさか失望の言葉を聞くことはないと信じる。

③に続く・・・でしょう