Welcome To The Heartland

Back To The Street ふろむ診療所

入学の頃・・・

今日は少し寒い一日となった。ただ、当地の空は爽やかに晴れて、診療所の庭の樹木には若い蕾が芽吹いていたし、花水木も咲き出し、ドウダンツツジの可憐な花も患者さん達の眼や気持ちを和らげるお手伝いをしてくれ出した。

 

モミジの色も今は鮮やかな緑で、季節がめぐって悪が深まる頃の紅葉が楽しみでもある。ただ、通院されている患者さんの中には、その秋の庭先の紅葉を見ることが出来ずに亡くなる方も確実にいらっしゃることは否定できない。診療所の庭とはそんなところである。

 

ただ、こんな芽吹きの姿をみると、今ようやく大学生になった子供の事を思うし、35年前の自分自身の入学の頃も想い出すのである。もちろん良い思い出だけ・・・悪いことは忘れてしまった・・・

 

入学試験の時に見つけた可愛らしい女子の名を合格発表の時に見つけて以来ずっと入学式まで待ちこがれていたのも男子校で育った初心な僕の想い出の一つだ。そして彼女は今もなお僕の中では変らずマドンナであり続けている。もう35年もたつのに・・・

35年と言えば人生の半分近く、とてつもなく大きなインパクトのある存在だったのだろう。今では人妻で、一度もなんにもしたこともないのだが、フラレテもそれでも僕の人生の岐路における大きな出会いだったことに偽りはない。

 

入学式の時も次の日もその次の日も・・・僕は彼女を見つめ続けた様な記憶があるし、数日遅れて同じ部活に入部して来た彼女にドギマギしたのも恥ずかしいけどいい思い出だ・・・

入学式からの数週間、誰にとっても心ときめく時間なのではないだろうか? 世界が変る瞬間の様な・・・ 宝物のありかを知った時の様な・・・ 同性異性に関わらず、多くの友人を得て大切な生涯の友として行って欲しい。

親としては不安もあるが、子供の人生は子供の望むようにしてあげたいとも思う。