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大阪&奈良、満喫の旅 ④

小雨が降り出した室生寺をバスで後にした。標高540mの峠越えの往きの2時間の道のりも室生川沿いの帰りの道のりは僅かに15分ほど。この後の予定が色々あったので430円払って先を急いだ。

近鉄で桜井駅に降り立った。急ぎ向かうは狭井神社(さいじんじゃ)・・・、大神神社(おおみわじんじゃ)の御祭神である大物主大神(おおものぬしのおおみかみ)を祀る三輪山(みわやま)への登山口があるが、前回の訪問時は山の辺の道を15km歩いて辿りついた時には締め切りの午後2時を過ぎていて入山出来ずに泣く泣く諦めていた聖地中の聖地である。

 

今回も雨模様となり入山が可能か心配しつつ狭井神社に行ったのだが、はるばる奈良までやってきて2年越しの挑戦だけに是非とも467mの神秘の頂上に行かねばならぬ・・・と時間節約のため乗ったタクシーで運転手さんから「神様に厳しく鍛えられてますねぇ・・」と笑われてしまった。しかし、今度の旅の最大の目的が三輪山登山だったので時間に遅れない様に、もう一か所往く予定を後回しにしたのだった。

 

小雨ではあったが既に多くの方々が入山されていたが、ぬかるんだ山道で混雑してはいなかったので幸いだった。ただ、スニーカーだったので特に下りでは何度かスッテンコロリンと転びそうになったが、なんとか無事に90分ほどで神秘の山頂へ往復が出来た。

三輪山入山の心得として、写真撮影厳禁・下山後も山の様子を無暗に語るべからず・・・という規則があるのでブログで詳しくは語らないが、神妙な感覚を覚えた。山頂は不思議な感覚を覚える静謐な別世界だった。

 

同じく神の山として有名な安芸の宮島の御山(みせん)の山頂の巨岩にくらべると穏やかな磐倉(いわくら)ではあったが、なんか普通じゃない気配・気色が漂っていて、記紀の時代からの聖地の凄さを感じたものだ。オバマ大統領は明治天皇を祀る明治神宮など参拝せずに、伊勢神宮出雲大社三輪山などを参拝されたら良かったのに・・・と思う。なにも大日本帝国軍隊を作り上げた明治天皇に頭を垂れ無くても良かろうし、靖国神社の方が精神性は有難いものかと思う、明治天皇よりも・・・ 

下山した時はビニール雨合羽の内も外もビショビショで、温かな「にゅうめん」を戴きながら乾いた薄手のヤッケに着替えた。

そして、前回は通らなかった山の辺の道の最期の区間と「東海自然歩道」を歩いて最期の目的地へと向かった。徒歩での所要時間は約2時間半と書かれていたが、1時間40分位でなんとか到着した。

 

途中道が何度も消え行方不明となり迷うのではないかと心配したが、幸い雨も降ったりやんだり・・・

 

奈良や平安時代の人々に想いを寄せつつの歴史散歩は貴重な体験となった。

最期の訪問地へ・・・つづく