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Welcome To The Heartland

Back To The Street ふろむ診療所

見学のススメ

今日は看護学生さん6人が当院に見学に来てくれた。僕は昨年から看護学校で腎臓関係の講義を受け持っているが、その場で最初に透析医療の実情をビデオで見せ、その上で当院の施設見学を勧めることにしている。

透析看護は技術的にも学問的にも人間力的にも看護分野で最もヤリガイがある領域の一つだと思うし、それに伴う責任も半端なく大きいものがある。しかし、昨日の透析医学会にも相当数の意欲溢れる看護師さんたちがサッカーには見向きもせず勉強を熱心にすることからわかるように、「透析現場では看護師の役割は凄く大きく、まさしく主役だ・・」と医師の僕は感じている。

当院の看護師の面々はドログバ並に相当個々の能力は高く、彼女ら無くして今の当院は無かったと思う。いくら感謝しても感謝しきれない。と同時に、開業後ずっと誰も辞めずに15年以上僕と運命を共にしてくれている職員が10人以上いることからも、彼ら彼女らにとっても透析医療の現場は前職である基幹病院や大学病院に遜色ないほどのヤリガイある分野なのだろうと思う。

これまで中学2年生の職場体験を10年以上続け、看護学校1年生を受け入れ始めたのだが、その指導一切も実は看護師長たちに全て任せている。看護学校アルバイトも全て指導してもらっていて申し訳なく思うのだが、指導する試行錯誤がまた看護師さんたちの成長(熟練)につながるので僕にとっては良い事だらけである。

その看護学生アルバイトさんたちも15年も経過するので秋にでも同窓会を企画しようかとスタッフと話をしている。15年X3人で45名ほどになるし、もう30代のバリバリの看護師さんとして大活躍しているかもしれない。彼女たちの人生にとって当院でのアルバイト経験も少なからず役だったのではないかと信じている。いつの日か当院で正職員として活躍してほしいものだ。

さて、そんな看護学生さんの見学を暖かい目で見てくれる透析患者さんにも感謝したい。高校や短大などを出て直ぐの学生さんにとって透析現場は驚きの連続であると思うが、患者さんが医療者を育てるのもまた確か、「頑張ってね・・」などとかけてくれる温かな言葉が学生さんの自覚を促すことだろう。

どんな職業でも華やかな場面と苦しい日陰の場面があるが、プロを目指す学生さんには出来るだけ早くありのままの現場に接してもらい勉強するモチベーションにして欲しいと願って見学を大歓迎している。

まあ「見学どうぞ」と言いながら院長の僕自身は何にもしないので看護師長には怖い目で見られるのだが、まあ将来の医療の発展のために?許してほしい・・・

読んでくれてどうもありがとう