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結婚記念日

美しい6月の花嫁だった妻と結婚記念日に食事に出かけた。もう20年以上になるが、結婚式を挙げたホテルの懐かしいレストランは今もなお当時の雰囲気のままだった。

僕の方は白髪に変身したが、妻の美しさは当時のまま、違いは僕らと一緒に娘が同じテーブルを囲んでいることくらいか・・・

僕ら家族は週末の外食はよくする方であるが、そのホテルのフレンチレストランに家族で出かけたのは初めてかもしれない。今まで高級ホテルの高級フレンチは遠慮していたし、何か記念日でもなきゃ・・との思いもあった。要するにお金の問題だが・・・

僕らのテーブルの隣も、どうやらその隣も同じ6月の結婚記念日を祝ってる夫婦にお見受けした。レストランの人に記念写真と記念の花をプレゼントされていた様子だ。どちらも若く、結婚1周年の記念の会食だったのだろう。ひょっとしたらホテル式場からのプレゼントかもしれない。

僕らは記念日であることを黙って予約していたが、娘も妻もそれなりの余所行きの格好をしていたし、僕自身もカジュアルながらも濃紺のシャツと爽やかな白いパンツで他のレストランに行く時とは少々気分が違っていた。やはり20年以上たとうが、結婚記念日は特別な日なのだから・・・

隣の若い夫婦を横目で眺めながら、「結婚生活は大変だよ・・・、でも素敵だよ・・・」と心の中で呟き、久しぶりの高級フレンチをすっかり成長した子供と楽しんだ。子はカスガイ・・・、何度ぼく等も危機を乗り越えてきたのだろう??? 子供には「何度かホントに危ない場面を見てきたから・・」と言われるし、「25年の銀婚式まで持つかなぁ?」とも茶化されて、子供の成長と結婚生活の思い出を振り返りながら嬉しい時を過ごした。

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珍しいフランス産の活きたオマール海老が神秘的なブルーの色をたたえていたが、僕ら夫婦がアメリカのメイン州からマサチューセッツ州にかけドライブ旅行したときに思う存分食べたロブスターやカナダ産オマール海老とは違った繊細な味と美しさがそこにはあった。でも、わざわざフランスから飛行機に乗って僕らに食べられにくるとは・・・かわいそうに・・・

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僕の愛する佐野元春様はアレルギーで海老が食べられないそうで何だかショック・・・と僕が言うと、妻は「私より付き合いが長いからしょうがないけど、あなたは私より佐野さんを選ぶんでしょ?」と悟ったような皮肉を言ってくる。もちろん、答えはYESである(笑)

 

デザートが運ばれてくると、なんとプレートには「ご結婚2@周年、おめでとうございます」の飾り文字が・・・ なぜ? なぜ知ってるの?? おまけに花まで???

どうやら娘がテーブルを離れトイレに立った際にレストランの人に我々の結婚記念日の件を告げていたらしい。

まだまだ子供だと思っていた娘が僕ら夫婦のことを大事にしてくれて・・・、思わぬサプライズに妻も僕も嬉し涙を我慢するので必死だった。ちょこっと流れたかもしれないけど。

僕はずっと仕事人間で、子供が生まれて3日も一緒に過ごしたことは事情があって20年間ただの一度もないのだが、いろんな事情があっても家族を持つこと、結婚することの素晴らしさには何事もかなわないと思う。喧嘩しても、反抗されても家族は素晴らしい、子供は素晴らしい。

ホント、子供のお蔭で僕らの結婚生活も円満?に続いてきたのであろうと思う。優しい子供、美しい妻に感謝して銀婚式と言わず金婚式まで頑張ってみよう・・・

読んでくれてどうもありがとう