Welcome To The Heartland

Back To The Street ふろむ診療所

記念の花束

クリニックの次に始めた介護施設が先頃10周年を迎えた。6月は法人本体の当クリニックが開設した時期とも重なり、様々に当時のことが思い出される。

クリニックの開業はワールドカップの年だったから、開院当初の暇に任せて待合室でサッカーを楽しんでいたことを昨日のことのように思い出す。あの頃はホントに開業を後悔するくらい暇で暇で、サッカーで気分を紛らわせないと海に飛び込んでいたかも・・・と感じたくらいである。

で、法人全体の(と言っても小さいが・・)新人歓迎会と介護施設10周年を記念して先日夕食会を開催した。およそ50人の参加者だったが、いろんな苦労があったことも確かだ。でも何とか大きな問題も対外的には起こさず乗り越えてきた。苦労の割には利益はほとんどないのが介護の仕事、今になって理解し受容できている真実である。

僕の挨拶が終わり、介護施設の管理者の挨拶も終わり、乾杯の音頭のその前に・・・

当院の看護師長が記念品と花束贈呈です・・と突然言い出した。

「さすが気が利くなぁ 婦長さんは・・・、介護とクリニックは一心同体だもんなぁ、花束まで用意してくれたのね・・・」と介護施設の管理者の方を眺めていると、「センセ、センセですよ・・。こっち来てください」と僕を手招くから驚いてしまった。

僕はてっきり、「介護施設10周年おめでとう」の花束を介護部門に贈るのだろうと思って眺めていたのに、僕の方にくれるつもりで準備してたなんて・・・ まさに嬉しいサプライズだった。

「先生も今まで10年間、色々とご苦労されたことは、クリニックに居ても私たちはよく見て知っています。どうぞこれからも心穏やかにご活躍を・・」と大きな花束を贈ってくれた。

それだけでもウルッときてたのに、「これもです・・・」と記念品の大きな包みを2個も僕にプレゼントしてくれた。バレンタインデーには小さなチョコしかくれない看護師さんたちが・・・ ボーナス支給日の直前だからか???

「ありがとう」と声に出すと泣きそうだったので、黙って頭を下げてお礼を表した・・・ いいスタッフに恵まれたと思う。もう15年も一緒に働くスタッフが8人ほどいるし、10年だと15人くらい一緒だが、僕は幸せだとホントに感じている。

開業してホントによかった。

一緒に働いてくれてどうもありがとう