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集団的自衛権には反対?

集団的自衛権の行使容認への安倍内閣による憲法解釈変更が閣議決定された。こんな田舎では全く静かだが、東京のど真ん中では首相官邸を囲んで騒然としているらしい。

平和な民主主義の国、ニッポンだからこそ総理批判が公然と誰にでも許されていて、我々は日本人であることを誇りに思い、感謝したい。

もしこれが、共産党一党独裁の非民主国家、人権無視の帝国主義の地球破壊な恥知らず国家、中華人民共和国であったならば、人民解放軍を公然と批判する人民は国家分裂罪とかなんとかで強制収容所に即連行されることであろう。

集団的自衛権の問題は複雑である。

僕は賛成であり、かつ反対でもある・・・

そもそも集団的自衛権などないほうがいい、不要だと訴える人の気持ちも少しは判らぬでもないのだが、やっぱり現在の国際情勢を考えると「行使を容認しつつ、実際には行使しなくてもいいように外交努力をする」のが最も適切だと思う。

恐らく北朝鮮は無関係だろう。北朝鮮単独で日本を攻めてくることは考えにくいし、北朝鮮単独なら自衛隊の個別的自衛権で十分だろう。

韓国は超エゲツナイ反日国家に成り下がってかわいそうな状況だが、いくら日本憎しといえども韓国単独で日本を攻めてくる可能性もないだろう。竹島を不法占拠しているとはいえ、対馬を本気で武力で奪い取るほどの軍事的脅威はあり得ない。

ロシアはどうか? 確かに昭和20年8月のソ連の理不尽な行動は許しがたい非人道的な国ではあるが、少なくとも一応は共産主義崩壊後の民主主義国家の端くれ、G8の一員、北方領土を越えて北海道を占拠してくる可能性はないと思う。

他のASEAN諸国にも日本を攻める理由も可能性もない。

中東のイスラム諸国はどうか? 確かにアメリカと集団的自衛権や集団安全保障を行使した後はテロ攻撃のリスクは少し増えるだろうが、侵略戦争とのレベルの差は大きい。

このように、集団的自衛権を容認し行使する理由は世界中でたった一つの国だけを念頭に置いて議論する必要がある・・・やっかいな隣人である中華人民共和国だ。昔の、我々が多くを学んで成長した中国とは全く異質の政治体制の国の話だ。

民主主義国家である日本にとって最悪の事態は、共産主義独裁国家に侵略され日本が中国の属国になったり自治区になったりすることだ。昨日の香港の50万人による反中国共産党デモの状況を深刻に受け止める必要がある。英国領として民主主義の姿を知る香港にとって共産主義独裁支配は脅威以外の何物でもない。

今日本でその中華人民共和国共産党人民解放軍の迫りくる侵略戦争の足音を鎮めるにはアメリカとの同盟関係を強化する以外にはなく、その比較的現実的な方法の一つがたまたま集団的自衛権憲法解釈の変更による容認論なのであって、文言にある「危険」とは「中華人民共和国共産党人民解放軍の核心的利益」に他ならない。ただ、その「仮想敵国」の名前を政治家がストレートに口にできないもどかしさが集団的自衛権の議論をわかりにくくしている。

中華人民共和国の様な非民主国家の抑圧された人民に成り下がりたくなければ反対など出来るはずはない。

しかし、僕は反対でもある・・・

皮肉なことに現実的脅威は朝鮮半島の問題である。北と南の朝鮮人が民族統一への主導権争いから休戦をやめ再度戦闘状態に戻った時に、アメリカが参戦せざるを得ないのが見えている。そして、その時は超反日国家である韓国を日本はアメリカとの集団的自衛権の枠内であっても助けに軍事的行動を起こさざるを得なくなり、結果的に中華人民共和国との戦争に巻き込まれるであろう。これが最も可能性のある最悪なシナリオの一つである。なぜ、反日国家を助けに行く必要がある???と誰もがおもうだろう。

もちろん、それは反日国家と言えど一応は民主主義国家だからであって、共産党一党独裁国家に支配されないためのやむを得ない日本の責任・選択である。

だから、将来的に中国の共産党一党独裁政治が終焉を迎え、真に民主的な平和国家が誕生するか分裂して帝国主義を放棄する事態を外交的に誘導していくことこそ民主主義国家の取るべき道なのだと思う。

「沖縄からアメリカ軍は出ていけ・・」 とか 「安倍退陣しろ・・」 とか警察に守られながら大きな声で太鼓叩いている人々は「民主主義国家が共産主義国家に侵略される可能性が日に日に増している」国際情勢をよく理解すべきだと言いたい。

しかし、与党協議の密室内の声が盗聴され、秘密であるべき議事録が「ニュース23」にリークされるとは、なんと無防備な日本なのだろうと改めて悲しくなる。中華人民共和国でこれやったら死刑も有り得るのではないか?

だから、行使容認の議論や法整備は残念ながら急ぐべきと言わざるを得ない。

共産党独裁さえなければ手段的自衛権など無用の長物であるだろう。

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