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Back To The Street ふろむ診療所

ツール・ド・東北2014 ②

南の島よりも早く夜が明けると思っていたが、朝4時はまだ暗かった。気温は15度、膝上までのパンツにするか膝下か、あるいは足首までにするか悩んだけれど、午後は25度程度の予測だったので膝上までに決めて出発した。

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タクシーで石巻専修大学に到着した時もまだ真っ暗で、運動場に貼られた100張のテントが静かな朝を迎えていた。若いならこうして大会の朝を迎えるのも楽しかろうと思う。

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僕の当日受付は朝4時20分からだった。チャリチィー参加のオレンジ色のゼッケンをいただいて、4時30分からの郵送していた自転車引き取りを行って、まだまだ暗くて夜露に濡れた芝生の上で急ぎ組み立てて5時には集合場所に向かおうとしたが、テールライトの電池切れが発覚し、サービスブースで現地交換をお願いした。トンネルが10か所以上あるので大切な問題だったが、搬送に8日かかったので直前整備がなかなか難しいと感じる場面だった。

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ようやく明るくなり始めた会場では220kmコースのスタートが近づきセレモニーが始まった。少し離れたところで30分遅れの170kmコースの集合場所で霧に包まれながらカウントダウンを聞いていた。だんだんと緊張が高まる。160kmまでは度々走り込んできたが、170kmというのは実は35年ぶり・・・ 獲得総標高が2000mとかなりのアップダウンコースなだけに少し心配な面もあったが、集団走行だと思わぬ力が発揮されるもの、何とかなるだろう・・と開き直った。

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それにしても総勢3000人とは凄い。ケネディー大使の参加する60kmコースのスタート時間は90分後なので結局全く接点はなかったが、注目される大会となったことは非常にうれしまった。

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そして、朝6時に僕らは霧の中をスタートした(最前列のどこかに僕の姿が映っているけどわかりますか?)。

その時はまだ自分のことばかり考えていて、今から走るコースに残る震災の爪痕のことは考える余裕がなかったようだ。それから10分もしないうちに、早速その現実を垣間見ることになる・・・

③に続く