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いい人ばっかり犠牲になって

戦後最大の火山災害となった木曽の御嶽山噴火・・・ 現時点で47人の死者と、20人程度の更なる犠牲者が推測されているようだ。

犠牲者の最期の様子や人となりがテレビで紹介されているが、比較的若い人が多く、しかも皆さん一様に「いい人」ばかりで非常にお気の毒でならない。

とりわけ、市役所職員と紹介された26歳の女性が死の間際、薄れ行く意識の中で友人に携帯電話を母親宛にかけてもらい、「ごめんね、ありがとう・・・」と母親に最後の言葉を伝えた話など、この記事を書きながらも涙が流れて文字が見えなくなるほどだ。

紹介された一人一人の人生、まだまだ短い人生ながらも、山好きの人々というのは皆さんホントに「いい人」ばっかりだと思う。とっても残念だ。

僕自身は2年少し前にサイクリングを再びするようになってからは登山から遠ざかっているが、その前はよく一人でフラッと山登りに出かけていたし、そんな記事を何度も当ブログに書いてきた。

御嶽山にも実は非常に興味があって、いつかは一度登ってみたい山の一つだった。

理由の一つ目は、小説【神様のカルテ】で御嶽山が神々しく描かれていたこと・・・

理由の二つ目は、今94歳になる重症心不全の患者さんが御嶽信仰の話をここ10年ずっとしてくれたので興味があったこと・・・

理由の三つ目は、3000mを超える独立峰ながら比較的登りやすそうな山であったこと・・・

しかし、この登りやすい美しい山の、爽やかな秋の快晴のお昼時の偶然が「いい人」達の命を一度にたくさん奪い去ってしまったかと思うとかわいそうでならない。

神戸少女殺人事件の容疑者ようなイヤな話題の多い中で、ホントに「いい人」ばっかり犠牲になって、東北の津波の時もそうだったろうけど、自然の脅威をまざまざと感じさせられる大災害だった。

読んでくれてどうもありがとう