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Welcome To The Heartland

Back To The Street ふろむ診療所

阿蘇を楽しむ

台風が2週続けて週末に来てくれて、おまけに次の週末は学会発表で遊べないし次の次の連休なんて無縁なので、それとなく促された日曜日の仕事を「俺は出席しないぞ、そんなに仕事ばっかりはできん。先週末も仕事したし・・」と職員にクールに言い放って遊びに出かけた。あんまり天気が良かったから・・・

前日の土曜日も天気が良くてサイクリングに出かけたけど、今は日没が早くて距離が伸びない。仕事を終えた土曜の14時に出かけて18時には暗くなるし、4時間で近場の峠を2個越えてきた。道端にはみかんが実り、キウイも実り、稲刈りの匂いが漂い、ススキの穂が風に揺れ、落ち葉が山道を覆う。70キロの寂しげな山の径は小動物やお地蔵さん以外ほとんど誰にも遭遇しないし、自分だけの世界に浸れるので好きなコースだ。

晴れ上がった日曜日・・・ どこ行こう? あまりにも天気が良すぎで、おそらくは二度とこの秋にはなさそうなサイクリング日和なので、迷った挙句に車に自転車を積み込んで阿蘇駅傍の道の駅までロングドライブ。ようやく11時15分にまずは東に向かって走り出した。

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阿蘇一の宮から坂梨宿を経て箱石峠を登り、観光客のあまり多くない道を南阿蘇の高森に下る。月廻り公園からの根子岳、高岳の壮大な雄姿にはいつも惚れ惚れする。麓から何も隠すものがない美しい山容、阿蘇はどこから眺めても飽きさせない。

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南側から吉田線を登り阿蘇山火口を目指して登っていく。以前同じルートを走った時より相当楽なのは体力が戻ったからなのか、はたまた自転車の値段によるものなのか? あまり疲れもせず、火口へのロープウエイ乗り場までやってきたものの、あいにく警戒レベルが2になっていて火口へはあと1kmのところで立ち入り禁止になっていた。ここが目的だったのに・・・登る前に教えてよ・・・と、他の観光客も嘆いていたなあ。 

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せっかく登ってきたのにちょっと悔しくて、草千里を眺め北へ坊中線を下って、日没まで時間がもう少しあり元気も残っていたので、人気のラピュタへと向かった。多分4度目のラピュタは夕方でもあり秋の気配。荒れた路面もラピュタらしくて逆に好ましい。どうせ下りはしないのだから。40分ほどで夕陽が傾きだした外輪山の縁に立った。

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聖地人気で観光に来た若い女の子たちが「登ってきたんですか? すっご~い。え? あの火口にさっきまで居たの?」とか言いながら話しかけてくれる。ついでに写真まで何枚も撮影してくれたが、村澤武彦はペンネームゆえに顔出しは厳禁だ。

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阿蘇はサイクリストにとっては楽園そのものだろうが、この素晴らしい秋の日曜日に、100kmの道のりで5名程しか出くわさなかったのはなぜだろう? いつも阿蘇や九重を訪れるときにそう感じてしまう。まあいいけど・・・

 

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妻にメールで無事帰還を知らせ、隣の温泉「夢の湯」で汗を流して暗くなった阿蘇を後にした。さきほど下った外輪山への坂を車で音楽を聴きながら登る。途中の街で「馬刺し盛り合わせ」をたらふく食べて満腹で家に帰る・・・かなり満足な秋の阿蘇の一日・・

読んでくれてどうもありがとう