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Back To The Street ふろむ診療所

転勤って・・・

僕は17年前に開業医になってしまい、転勤とは無縁の生活を送っている、一応。おまけに生まれた実家で今も、そして多分これから死ぬまで暮らすことになるだろうから転勤する人達とは少々感性が異なりだしているかもしれない。

とはいっても、医師になってから開業するまで国内を8か所、海外を2か所勤務したので決して転勤族の気持ちがわからなくもない。でも既にここに土着しての時間の方が長くなった。

製薬会社MRの皆さんは転勤が多く、馴染みになれたかなぁと思う頃に移動されて新たな新担当者との会話に苦労したり悩んだりしてしまうが、前任者が良かった時などは引継ぎ者は苦労されるかとも思う、少なくとも当院では。ちょっとした院長の気まぐれで依怙贔屓する癖があって申し訳ないことをしている。

患者さんの転勤は、どうしても転勤先での食生活や運動などが気になってしまうし、次のかかりつけ医療機関との相性なども気がかりだ。今日来院された患者も数か月前に東京へと転勤されていたがなかなか適当な医師と巡り合いだせないらしく、帰省のついでに受診され2か月分の薬を持ち帰られた。「イイ医師の見分け方」なんて簡単ではないものの少しばかりのアドバイスをしてみたので次回の来院時の様子が楽しみだ。診療スタイルは個人差もあるものの地域差も少なからずあるので遠方への転居や転勤は患者さんにとっては一大事かと想像する。患者になったことがないのであくまで想像だが。

今日どうして転勤の話題を書こうと思ったかというと、実は行きつけのショップの店長さんが東京へと転勤されると聞いたから。多分40歳前後の彼は地方都市に留めとくには勿体ないほどの存在で、それゆえ僕自身も彼の選んでくれた服や靴を疑うことなく身に着けるようになっている。ちょうど2年前にダイエットに成功してそれまでの全ての服が合わなくなった際に妻に「騙されたと思って行ってごらんなさい」と連れて行かれてからまだ2年の付き合いだが、彼には全幅の信頼を寄せている。

いわばカリスマ的な雰囲気を漂わせながらも品よく気さくでリーダーシップもアイデアもあり、ついでにモデル顔負けの体格と顔を持ち合わせていて、僕もあんな風に変身出来たらなぁと思わずにいられぬ存在と言っても過言ではないと思う。きっとモテモテだろうなぁ・・・と羨む気持ちもあるが、女性物の担当ではないのに店長である彼のファンに違いない妻の気持ちも納得出来る。

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年末までもう少し僕のスタイルを指導してもらいたいと思うが、後任が彼と並ぶとは期待しがたく、ちょっとその後が今から心配になっている。客と店員の関係なのに不思議な気分である。服のお店でこんな感覚は初めてだ。きっと、痩せてから全てが一変してしまったからだろう。

読んでくれてどうもありがとう