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Welcome To The Heartland

Back To The Street ふろむ診療所

不満ばっかりじゃ嫌になるでしょ?

この前のセクハラ患者も困ったものだが、もう一つ「不満ばっかり」の患者も困ったものだ。不満に丁寧に対応しようとすればするほど他の医療機関よりベターと判断されて次の不満が積み重なっていく。その不満は多くは老化や体質に関連するなど改善の見込みも限られてしまうし、時には不満ばかりを述べたがる患者自身の性格にも大きく関与した症状だったりするので完全お手上げ状況になることも経験する。

しかし、セクハラ親爺も不満オヤジもどっちも、当院とスタッフに対し基本的に「他よりもずっとベター」との想いがあるのでなかなか他へ移ってくれない。患者とのトラブルを避けるように配慮しつつギリギリのラインで注意をしたり厭味をポロッと吐き出したりもするが、あまり他へは行きたくない・・・という思いの方が勝ることも患者心理にはあるようだ。

セクハラ問題は最後は厳重注意の次に法的手段の道があるが、不満問題に関しては当方からの厳重注意などは意味もなく、ある程度のところで「自分たち医療側の無能さ、レベルの低さ」などを自虐的に表して他のもっと良いと思わせてくれる医療機関を自分で探してもらうしかないのだろうと思う。うまく患者と医師の波長や医療のマッチングが出来れば最高だが、なかなかうまくいかないことも多かろうと思う。たまに「どこかいいところを紹介してよ」と言われるが、無責任に紹介しても・・・? と苦悩さえする。

どうしてそんなに不機嫌な顔して不満ばっかり述べるために来院するの? 他へ行けばどうですか? と内心思っても言葉に出来ず、今度は当方が「こんなに祝日も休まず納税のために、患者のために頑張ってるのに・・・」と不満を抱く順番になる。そしてポロッとBlogで日記にしたためて不満解消を目指してストレス発散することになる。

ああ、なんて俺はこうも無能な医者なんだろう? 不満ばっかりの患者に求められても、なぜか去ってくれないと不満ばっかり抱える医者になってしまっている。かといって、「あんたの不満は俺にはどうしてやりようもないので他へ行け・・」などと突っぱねる勇気も度胸もなく、今日もこうして祝日なのに朝から晩まで働いて少しでも国民のため多くの納税をしようと努力している。なんて無能な医者なんだろう、俺は?

あ~、チョットだけスッキリした。

読んでくれてどうもありがとう